『天女銭湯』──銭湯の水風呂には羽衣をなくした天女がいるのよ

あらすじ 古い銭湯にお母さんといった主人公の女の子。 この銭湯は初めてじゃない。 いつも行っている銭湯だ。 女の子は、水風呂が大好きだった。 今日も水風呂遊びに興じていると、ぬっと出てきたのは……。   銭湯には天女がいたんだ キャラクターをすべて人形で作り、写真に撮り、それを使用するという一...

『しってるねん』──あの人誰だったっけ?

あらすじ 道ばたでおばちゃんに挨拶された。 思わず挨拶を返したんやけど、あのひといったい誰やったっけ。 どこかで見たことあるねんけどなあ。 どこで見たんやったかな……? ああー、ここまで出かかってるねんけどなあ……。 誰やったかな……。   誰だっけ? 道ばたで挨拶されたけど、誰だか思い出せ...

『いいから いいから』──かみなりさまにおへそをとられてしまったけれど……

あらすじ ある日、かみなりさまが家にきた。 おじいちゃんは、「いいから、いいから」とかみなりさまを歓迎して、もてなしていく。かみなりさまは恐縮しっぱなしだった。 かみなりさまが帰った後、ぼくとおじいちゃんはおへそをとられたことに気づいたのだが、おじいちゃんはそれも「いいから、いいから」。 おへそがないなんて、プ...

『ラーメンちゃん』──後半の謎のテンションが謎

あらすじ ラーメンちゃんが歩いていると、困っている子がいました。 ラーメンちゃんは、ラーメンの具材を取り出すと、ギャグをもって励ましてくれるのでした。 そして、ラーメンちゃんは麺をとりだし、つるつると……。   ラーメンちゃん、ノリノリ! 表紙からしてインパクトがすごい。 ラーメンを女の子化して...

『ぼくがラーメンたべてるとき』──世界のどこかで、誰かは

突きつけられた問題提起の絵本 軽い気持ちで読み始めたら、重いブローを食らった気分になった。 この本の訴えかけてくることは、決して忘れてはならないことだ。 話はいたってシンプルで、 ぼくが ラーメン たべてるとき、 となりで ミケが あくびした。 となりで ミケが あくびしたとき…。 というように、...
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