『あかいろうそく』──「あかいろうそく」を「なはび」だと信じた動物たちのほほえましい奮闘

あらすじ ある日、サルが赤いろうそくを拾った。 サルは、ろうそくは見たことがあるが、赤い色したろうそくを見たことがなかったので、彼はそれを、花火だと思い込んでしまう。 彼がそれを山に持って帰ると、山の動物たちは大騒ぎになった。 動物たちは、花火をみたことがなかったので、サルが持っている「あかいろうそく」は花火だ...

あかいろうそく

29年の生涯に『ごんぎつね』『手ぶくろを買いに』などの多くの名作を残した童話作家、新美南吉。22歳のときに発表した、動物たちのほほえましいやり取りをユーモラスに描く名作、待望の復刊。4才ごろから。...