「あすなろ書房」の検索結果
『いじめっこ』──悪意は悪意を呼んでその人を変えてしまう
あらすじ 小さな牛は、大きな牛に「あっち いけ!」と言われて、心が狭くなってしまった。 いろんな動物たちに、心ない言葉を浴びせかけていく牛……。 そんな牛の前に、やぎは、牛を「いじめっこ」と指摘する……。 悪意は悪意を呼び寄せる 大きな牛に、「あっちいけ!」と言われたことで、小さな牛は心ない言...
『ベンジーのもうふ』──手放せない毛布だったが、あるとき……
あらすじ ベンジーは、赤ちゃんのころに使っていた毛布をいまだに手放せない。 持っていると、安心するのだ。 毛布を手放せという声もあったが、ベンジーは毛布を手放すことができなかった。 しかしある日、ベンジーは、毛布をよく忘れるようになり……。 毛布を通して、ベンジーの確かな成長を描いた絵本。...
『すえっこおおかみ』──今はできないことも、大きくなったらできるようになる
あらすじ ある気持ちの良い夏の朝のこと、父さんオオカミは子どもたちを遊ばせていました。 しかし、よく見てみると、一匹だけ、遊んでいない子がいます。 末っ子のオオカミでした。 理由を聞いてみると、兄から、おまえはまっすぐ転がれないからだめだ、といわれたと話します。 父さんオオカミは、末っ子オオカミに、転がってご...
『てん』──絵を描くのが苦手だった子が、絵を描くようになったきっかけとは
あらすじ ワシテは絵を描くのが大嫌い。 だから、図画の時間は不機嫌です。 紙に何も描かずにいたら、先生がやってきて、吹雪の中の北極グマねと言うので、何も描いていないだけよと言い返すほどの不機嫌。 先生は、白い紙に、何かしるしを書いてみてと言います。 ワシテは半ば投げやりに、マーカーで点を書きました。先生はそれ...
『今日も青い海で』──ブイが主人公の海のショートストーリー
あらすじ 海に浮かべられたブイを主人公にしたショートショート集。 短い話が収められている。主人公のブイと、アザラシとカモメがメインに登場するが、話自体につながりはない。 一つの話を読むのに数分しかかからないので、すらすらと読める。 海、空、クジラ、サメ、ヨット、ヒト……海にまつわるいろんなものについて、ブイなり...
『心をビンにとじこめて』──喪失の悲しみから身を守るために、少女がとった行動とは
あらすじ 世界の不思議に頭がいっぱいだった少女は、祖父と一緒に楽しく過ごしていた。 目にするものはすべて新鮮で、謎に満ちていた。 それを見守ってくれていた祖父。 しかしある日、祖父はいなくなってしまった。 その事実に、少女は心を瓶に閉じこめた。今だけ、傷つかないように。そう、今だけ……。 もうこれで安心。...
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