百合若大臣

八尺五寸もの強弓をひく百合若は、みごと蒙古軍をしりぞけたのだが、おそろしい運命が待っていた!波瀾万丈の英雄物語。...

山と川と海と

山と海を結ぶひとすじの川の流れは少女と少年の心をつなぐ川でもあった。...

曾我兄弟

曾我の五郎と十郎の兄弟は、富士のすそ野での大巻き狩りの日、父の仇である工藤祐経にいどんだ……。『曾我物語』より日本の代表的な仇討ち話。...

天人女房

昔話絵本『天人女房』の天人は天上界に住んでいて、空中を飛ぶことができる超自然的存在ー神さまの一人です。地上に住む普通の男にすぎない牛飼いが天人を女房にしたら、何が起きたか、はたして二人は幸せになれるのか、それを語ってくれるのがこの物語です。...

時の扉をくぐり

おいらは佐吉。お師匠さま・広重先生のとこで、見習い絵師をしてる。ある晩、庭にあらわれた見たこともない赤毛の男に、お師匠さまもおいらもびっくりぎょうてん、腰をぬかしちまった。けど、その男の話は、もっとたまげるものだったんだ。で、その男の願いに心をうごかされたお師匠さまに連れられて、おいらたちは信濃にいる、北斎先生を訪ねる...

いっすんぼうし

むかし、子どものいない、じいさまとばあさまがいてね、子どもがほしい、どうか子どもをさずけてくだされと、かみさまにおねがいしたって。そうしたら、さずかった。さずかったけれど、ゆびにもたらん、ちいさな子がうまれた。いっすんぼうしと名をつけた。昭和十七年に出版された全国昔話記録『磐城昔話集』という資料をもとにした絵本。...
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