つるばら村の三日月屋さん

くるみさんは、駅前に、やっとパン屋さんをひらきました。きょうも、おいしくって、ふわふわしたパンをやいています。心ゆたかになる、あたたかいファンタジー。小学中級から。...

アンソニー

古くから伝わる、箱形で蛇腹のついたカメラの“アンソニー”が、龍平さんに語る「はまなす写真館」の歴史とは…。「海に帰った白い馬」「山寺のカエデ」など、七話の連作ファンタジー。...

ドラゴンにごようじん

子ぎつねのきいくんは、たんじょう日におじいちゃんからふしぎなマッチばこをもらいました。「トントントン…」といってあけると、なかからあらわれたのは…!くいしんぼドラゴンときいくんのとびきりゆかいなお話です。...

つるばら村のくるみさん

つるばら村のくるみさんが、赤い屋根の小さなパン屋さん「三日月屋」をひらいてから、三年がたちました。近ごろ、パンの売り上げがあまりよくありません。どうやら、新しいベーカリーができたようなのです。ライバルの出現になやみながらも、けんめいにパンをやくくるみさんのまえに、ぶっきらぼうだけどちょっと気になる存在の養蜂家・ナオシさ...

うさぎのセーター

「へえ、うさぎやのセーターねえ。」おばあさんはちらしをながめながら、めをほそめました。「こんなてがきのちらしをくばるなんて、きっとちいさなセーターやさんね。でも、『このセーターをきると、さむさにつよくなり、かぜをひくことがありません。』なんて、ほんとうかしら。」ひとりぐらしのおばあさんと、うさぎたちとのふれあいをあたた...

ドラゴンはくいしんぼう

ヨスマケアラカレコ、シダキヒ、ントントント、カスデイイモテケア、シダキヒ、ントントント。ふしぎなおまじないと、オムライスのにおいにさそわれてあらわれたドラゴンに、きいくんは、おねがいごとをしてみました…。くいしんぼうドラゴンときいくんのとびきりゆかいなお話。...

つるばら村の家具屋さん

つるばら村にある「青木家具店」は、注文家具をつくる家具屋さんです。お店の主人は、青木林太郎さん。奥さんの美樹さん、五歳の幹太との三人暮らしです。「青木家具店」には、ふしぎなお客さんが、いろいろやってきます。キツネ、ウサギ、イノシシ…、そして山の精や、木馬までも。家具屋さん一家をめぐる、十二編のファンタジー。小学中級から...

またたびトラベル

迷路のように続く、細い路地のつきあたりに、ひどくおんぼろな木造の二階建てアパートが建っています。建物の横についた鉄の階段は、ぼろぼろにさびて、ところどころあながあいています。このアパートの名前は、またたび荘。一階に、小さな旅行会社があります。またたびトラベルです。小学校中学年から。...

つるばら村のはちみつ屋さん

ナナシさんは、つるばら村で、みつばちを飼っています。笛吹き山のふもとが花でおおわれる春、働きばちたちは、花から花へみつをあつめてとびまわります。トチノキ、タンポポ、ソバ…、花によってさまざまに変化をとげる、十二編のはちみつファンタジー。小学中級から。...
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