あらすじ
お出かけしていただるまさんが家に帰る途中、雪が降ってきました。
雪はどんどん降ってきます。
帰り道、だるまさんは足をすべらせて、坂道をごろごろと転がり落ちてしまいました。だるまさんは、雪だるまに。
雪だるまになっただるまさんの近くに、これもまた雪だるまになった誰かが転がってきました。
だるまさんは、その子をつれて家に帰りました。
雪を溶かすと中から出てきたのは……。
だるまさん、マトリョーシカと出会う
お出かけした帰り、雪が降ってきただるまさん。
だるまさんはだるまさんである。だるま法師ではなくて、赤いほうのだるまさんである。そのだるまさんに手足が生えている。
雪が降ってきたので、道を急ぐだるまさん。
ところが足を滑らせて、くだり坂をゴロンゴロン……雪だるまになっちゃった! よくある展開である。
やれやれ雪だるまになってしまった……と思っていたところへ、同じように転がってきた雪だるま。
尋ねてみると、外国からやってきました、とのこと。
だるまさんは自分の家に招待し、雪を溶かした。
すると……
なんと、雪の中から出てきたのは、マトリョーシカ!
あらあらかわいいマトリョーシカ。だるまさんもドキドキ。
暖まったらなんだか暑くなってきたわ、とこっちもドキドキするようなことを言って、おもむろに彼女は脱ぎ始める。なにをって、外側を。
マトリョーシカなので、中から中から現れるわ、次々次々マトリョーシカ。私の全部を見せるわと思ったのかどうかはわからないが、なんと、部屋の中がマトリョーシカちゃんでいっぱいに!
いくらマトリョーシカでも限度があるやろ!
増えすぎたマトリョーシカちゃんに家を押し出され、再び坂道を転がり落ちるだるまさん。再び雪だるまである。
そしてついには、マトリョーシカちゃんたちも増えすぎて、家からあふれ出た! 恐怖、増えるマトリョーシカ!
あふれ出たマトリョーシカちゃんもだるまさんと一緒になってごろごろ……大きな雪だるまの完成である。
あーらら、といった感じで終わる本書。
マトリョーシカはそんなに増えない……。
というか、マトリョーシカちゃんも、ほどほどに、といったところである。
だるまさんの顔がおもしろい
むすっと黙ったふうな顔をしているのだが、なんだか憎めない顔をしている。あまりしゃべるシーンがないのだが、人がよさそうである。
幼児、低学年向け。
