『いぬとねこのおんがえし』──犬と猫のタッグで挑む、仏像取り返し作戦

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あらすじ

昔あるところに、お金持ちな長者さんがいました。
そこでは、犬と猫が飼われていました。二匹はのんびりと幸せに暮らしていたのです。

長者さんは、毎朝、仏像を拝んでいました。
それをみた男は、長者さんがお金持ちなのは、この仏像のおかげだと思い、男は、その仏像を盗んでしまいました。

仏像を盗まれた長者さんは、日に日に貧乏になってしまい、ついには、犬と猫を養えなくなって、二匹に暇を出しました。

長者さんの元を出た二匹。
長者さんが貧乏になってしまったのは、仏像をとられたからだと思い、二匹は男から仏像を取り返すことを決心しました。

二匹は、仏像を盗んだ男のところへ向かいましたが……。

 

忠犬と忠猫のお話

類話が伝わっているから、話の筋はご存じの方は多いかもしれない。

昔々、で始まる日本の昔話である。

 

長者さんのところに飼われていた犬と猫。
お金持ちの長者さんの家で飼われていたから、犬と猫はそれはもうのんびりと暮らしていた。この犬と猫、それなりに仲良くやっているようだ。犬の仕事も猫の仕事もせず、のーんびりだらーりとやっていたわけである。

ところでこの長者さんは、毎朝、きちんとした格好をして、蔵の中の仏像を拝んでいた。
それを見ていた男がいた。
男は、なるほど長者が金持ちなのはあの仏像を拝んでいるからだと思い、あるとき、その仏像を盗んでしまった。

仏像をなくした長者さんは、日に日に貧乏になっていき、ついには、犬と猫を養えなくなってしまった。長者さんから暇を出された二匹。
二匹は、仏像を盗まれたから、長者さんは貧乏になったのだと考え、男から取り戻すことを決意する。

忠犬と忠猫である……と思ったけど、元の生活を送りたいだけのような気もする……と思ったら、やっぱり二匹は主人に忠実だったのである。

 

仏像を盗んだ男はお金持ちになっていた。
犬と猫は男に会い、一見なれなれしく振る舞った。
男は、よっしゃかわいい子らめ、と思ったのかはどうかは知らないが、暖かく二匹を迎え入れる。
お金に余裕があると、人間、心も広くなろうというものである。

二匹は早速、仏像を取り戻す。
ただ贅沢な暮らしをしたければ男の元に留まり続ければいいものを、仏像を長者さんのために取り戻したことを考えるとやっぱり、主人に忠実だったのだろう。ちょっとでも二匹の忠義を疑ってすまなかった。

そうして仏像を取り戻した二匹。
長者の元に帰るまでいろいろあるが、何とか長者さんに仏像を返すことに成功する。
そして、長者さんは元の金持ちに戻り、二匹はまたのんびりと幸せに暮らしましたとさ。……仏像を盗んだ男は、また貧乏になったのだろうか。なったのだろうなあ。

 

思うのだけど、拝んでいるだけでお金持ちというのは、ビンボー人にとっては納得いかないシステムである。人柄がいいからとか、そんな条件があれば納得するだけどなぁ。
昔話の世界も貧富の差が激しいようだ。

 

王道昔話

昔話の王道をいく展開で、安心して読んでいられる。ハッピーエンドなので、読後もすっきりである。
文章は多め。読み聞かせにも向いている。
低学年向け。

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