概要
すし職人が、すしを作る。
「このすしなあに」と握ったすしを見せてくれる。
このすしは……何だろう。
人気のすし、目白押し。
おいしそうなすしの絵に、すしが食べたくなるかも。
すし好きのための幼児向け絵本
すしである。
すしの本である。
内容はいたってシンプルで、すし職人が差し出してきたすしを、「このすしなあに」とたずね、次のページで答えが載っているという構造。これを繰り返すので、ストーリー性はない。
本を前にして、子どもとのコミュニケーションをとる一助となる本だろう。
絵は勢いがあって、個性的。特ににすしの絵などは、一ページに大きく描かれ、注意力が散漫な子でも注目できるぐらいの大きさである。
ただ、すしを絵で描くというのはわりと難易度が高いのか、見ても何のすしかわからないことも。私はうにがわからず、とびこか何かかと思った。
おいしそうなすしを前に、自分はどれが好きか、どんなすしを食べたいかと話が盛り上がりそうな一冊である。
みんなおすし大好き
おすしが好きな子は楽しく読めそうな一冊。
文章の量、構造から、幼児向け。本文はとても少ない。
本に親しみ始めたころに読む本だろう。ストーリーはない。
すしの話題でコミュニケーションをとるのはいかが。