『まよなかのだいどころ』──毎朝のケーキが食べられるわけ

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価格情報更新時間:2024/10/24 03:22(更新

あらすじ

ある真夜中、物音がするので、ミッキーはうるさいぞ、と叫んだ。
すると、くらやみに落ちていって、気がつけば明るい真夜中の台所についた。

そこには三人のパン屋さんがいて、毎朝のケーキを焼いていた。
ねりこの中に落ちたミッキーは、そのままオーブンに入れられ……。

 

眠る前の空想のお話

ミッキーという男の子が、真夜中に騒がしい音がするので、

うるさいぞ
しずかに
しろ!

と怒鳴ったら、くらやみに落ちて、なぜか裸になって、落ちた先は明るい真夜中の台所だった、という話。
なにを書いているのかわからないと思うが、私もわからない。

男の子はまごうことなく一糸まとわぬ裸になるし、明るい真夜中の台所というのもよくわからない。想像の場所なのだろうが……。

その真夜中の台所には、パン屋さんたちが夜も寝ないでケーキを焼いている。そのおかげで、毎朝のケーキがあるのだという。
毎朝のケーキとは、ホットケーキのことだろうか。

男の子はボウルの中に落ち、生地と一緒にかき混ぜられ、オーブンに入れられる。

 

ちょ、オーブン!?

 

パン屋の三人組がうれしそうな顔をして、ミッキーが入ったパン生地をオーブンに入れようとしている。

やければ おいしい ミッキー・ケーキ。

ヤバい!
いきなりの展開についていけない。
果たして、ミッキーはこんがり焼かれてしまうのか!?

 

湯気が出てくるころ、ミッキーは頭をつきだして言った。

ぼくと ミルクを
まちがえるなよ。
ミルクは ミルク
ぼくは ミッキー!

若干口元に笑みを浮かべながら、ミッキーが主張する。
いや、パン屋さんたち、「ミッキー・ケーキ」と言っていたから、ミッキーが中に入っていることはわかっていると思うけど……。

 

まさに今焼き殺されそうになった子の様子は全くない。
なんだかむちゃくちゃである。
これは常識などにはとらわれない、空想の世界、夢の世界なのだろう。でないと怖い。

 

ミッキーはそれからオーブンを飛び出し、パンのねりこに飛び込んだ。
パンのねりこで、飛行機をつくり、空を飛ぶ。
なんでもありの世界である。
大きなパン屋の三人組が、「ミルクミルク」となぜかミッキーに要求する。

ミッキーはパンのねりこで作った飛行機で、天の川のミルクを取りに行くと宣言する。
そしてミッキーの飛行機は、真夜中の台所の天の川まで飛んでいき、ミッキーはミルクのびんの中に飛び込む。

歌など歌いながら、ミッキーはミルクをパン屋さんの用意した入れ物の中にそそぎ込んでいく。

そして、パン屋さんはうれしそうにケーキを焼き始める。

ミッキーはミルクの瓶の上で、

コケコッコー!

……と叫び、すべって降りるとベッドの中に。
そしてぐっすり眠ったのさ。

 

空想の世界が錯綜していて、何ともいえない世界観が構成されている。
ミッキーがオーブンの中にれられて焼かれるところは肝を冷やしたが、この世界は誰も死なない仕様になっていて安心した。

次々と不可能なことが可能になったり、小さいものが大きくなったりと自由自在の世界のため、話に一貫性がないようにも見えるが、「ケーキを焼くため」という目的は根底に共通している。とはいえ、おとなが読むと、唐突な想像の世界に戸惑うかもしれない。

服が脱げてすっぽんぽんなところや、大きな三人組のパン屋さんなど、考察したくなる要素がいっぱい。
にぎやかな一冊である。

 

眠る前に

眠る前に読むといいかもしれない。
幼児、低学年向け。

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