あらすじ
大泥棒ヌスートは、町でも評判の大泥棒。
ある日、ヌスートの元に、王さまから手紙が届きます。
それは、王様からの挑戦状。
王さまのお宝を、盗めるものなら盗んでみろという、内容だったのです。
面白くなってきたヌスートは、泥棒の予告状を王さまに送ります。
何を盗むのか、ヒントも添えて……。
本当は仲がいいのか、王さまと大泥棒
タイトルのセンスがずるすぎる。
大泥棒の名前がヌスート。そのまますぎて、ツッコミがいれられない。
大泥棒というからには、このヌスート、かなりの手だれらしい。
それを悔しく思ったかどうかは分からないが、ある日、王さまから、手紙が届く。
……ん?
ちょっと待って?
手紙が届くということは、ヌスート、潜伏先がバレているのでは?
絵にも、ちゃんと
#31A12
ドローボ通り 36
バイバイタウン フラーリア
……って住所が明らかに書かれているんだけど、これはいいの?
ヌスート、捕まるんじゃないの?
王さま、なぜかヌスートを捕まえるわけでもなく、あろうことか、なぜか、ヌスートの挑戦状を叩きつける。
おまえのことは しらべさせてもらった。
なんでも ぬすめるのなら、
わたしのおたからを ぬすんでみよ。
しょうぶだ!
お、王さま?
なんで王さまが泥棒に挑戦状を叩きつけているの?
普通、逆じゃない? 住所まで分かってるんなら、お縄にすればいいのでは……。
ヌスートも案外お気楽で、
「じぶんから ぬすみにこい!」だなんて かわったおうさまだな、
と ヌスートは おもいましたが、なんだか ワクワクしてきました。
住所バレてるのに、なんでそんなお気楽なの、ヌスート……。
こうして、王さまの挑戦を受けた大泥棒ヌスートは、王さまに予告状を送りつける。
盗むお宝のヒントの絵も添えて……。
予告状を受けた王さまは、退屈していたので、大喜び。
あのヌスートが王さまのお宝だけは盗めなかったと言わせて見ようと必死になった。しかも、ご丁寧に盗むもののヒントが絵となって示されているのである。王さまは家来たちの意見も取り入れ、盗まれそうなものにすべて警備をつけたり鍵をつけたり、完全防備で挑んだ。
結果は……
簡単に言ってしまえば、ヌスートは見事、王様のお宝を奪うことに成功してしまった。
読者の知恵も借りればまだ結果が変わっていたかもしれないのに……。ちなみに、ヒントの絵は大きく表示されているので、読者も解くことは可能である。
お宝をとられた王さま、悔しい。
どうにかして、ヌスートをギャフンといわせたい。
そして王さまがとった行動とは……
ヌスートに、盗みの予告状を送りつけたのである!
勿論、ヌスートのように、盗むもののヒントの絵を添えて……。
盗まれたものを取り返すとかじゃないんだ!?
……この国では、泥棒は犯罪行為ではないのだろうか……。
住所が知れているのなら、さっさと捕まえてしまえばいいのに……。
なんともまあ、ほのぼのとした世界である……。
ツッコミどころ満載だが、謎解きもあって面白い
上述したようにツッコミどころが満載なのだが、ヒントをもとに謎を解くという楽しみがあって面白い。
低学年向け。
最後の答えは、裏表紙に。
