『ちいさなちいさな王様』──その小さな王様は、人生の終わりに子ども時代があるという

あらすじ しばらく前から、小さな王様が僕の家を訪れるようになった。 王様は、十二月王二世といって、僕の人差し指ほどの大きさしかなかった。 王様がいうには、王様のところでは生まれたときは大きく、成長するに従って小さくなっていくのだそうだ。 子ども時代が人生の終わりにあるという。 僕と王様の、不思議な邂逅を描いた...