『いぐいぐいぐいぐ』──首が伸びる呪文とともに……

あらすじ 三つ目の化け物は、人間を食べようと思っていた。 そこへやってきたのは、一人の娘。 三つ目は、娘を食べようと首をのばした。娘は驚いたが、その首をもっとのばしてみせてほしいと言う。 三つ目は、首がのびる呪文を娘に教えた。 娘は、その呪文を唱えてみた。すると、首はしゅるしゅるとのびて……。  ...

『ごろはちだいみょうじん』──村人を助けるために神様になったたぬき

あらすじ あるところに、ごろはちというたぬきがいた。 このたぬき、いたずら好きで村人たちを困らせることが多かったので、困らせないでくださいませ、という意味で、「ごろはちだいみょうじん」と呼ばれていた。 いたずら好きのたぬきと、村人たちは、なんだかんだとうまくやっていた。 しかし、あるとき、村に鉄道が走ることにな...

『やんすけとやんすけとやんすけと』──不思議なつぼで増えた子どもをどうするか

あらすじ 木こりのごんさんは、狩人に追われていたきつねを助けてやったことで、不思議なつぼをもらいます。 そのつぼは、入れたものを増やすという不思議なつぼ。 ごんさんは、息子のやんすけが持ってきたおむすびをつぼに入れて、増やしました。 いっぱいでてきたおむすびは、二人だけでは食べ切れません。 そこで、やんすけは...
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