『へんてこハウス』──森の中の一風変わった建物は……? 森のメルヘン

あらすじ 森の中。 おや? こんなところに貯金箱が。 よーく見て見ると……。 コガネムシの銀行でした。 ねずみのパンやさんはパン一斤をくりぬいて作られています。 中からは、おいしそうなパンの焼けるにおい。 しゃれているのは天道虫の傘屋さん。 大きなキノコの建物がおしゃれです。   そんなふ...

『よるのおと』──夜の静けさを感覚的に描いた絵本

あらすじ 男の子が、夜、懐中電灯を手に、おじいちゃんの家に向かっている。 そこには虫の声や、遠くを走る汽車の汽笛が聞こえる。 静かだ。 家の前にある大きな池では、カエルが鳴いている。 鹿は池の水を飲んでいる。 静けさの中、男の子はおじいちゃんの家に向かっている。   「夜の音」を描いた絵本。...

『ありとすいか』──大きなすいかと小さなありが出会った!

あらすじ ある暑い夏の午後、ありがすいかを見つけた。 大きな大きなすいか。 食べてみると、甘くておいしい。 さあ、巣に持って帰るぞ、と考えたものの……とても大きくて、みんなで力を合わせてもびくともしない。 そこでありたちは考えて……。   かわいらしいありたちの楽しげな生活がかいま見れる絵本...

サボテンぼうやの冒険新装版

砂漠にはえていた、小さなサボテンが、満月の夜、仲間を探しにあるきはじめます。プロレスをきっかけに町で出あったひげのおじさんといっしょにオンボロじどうしゃにのって、サボテン人間の国へしゅっぱつ。二人は、曲芸をしながら、砂漠の町をまわりますが、オバケのいる町に迷いこんでしまいます…。子どもから大人まで。...

『夢の旅』

あらすじ フープ博士と、ロボットのランスロットの不思議な旅を断片的に切り取ったショートショート集。 各話につながりはほとんどなく、どの話からでも読める。 ファンタジーにSFが混ざりあった不思議な世界観が楽しめる。地球上のどこかの話のようなものもあるが、まったく違う世界の話のようなものもあり、まさに『夢の旅』である...

『サボテンぼうやの冒険』

あらすじ 満月の夜のこと、砂漠に生えていたサボテンのぼうやは、ひとりぼっちは寂しいので仲間を探しに行こうと思い立ちます。 町まで出たサボテンぼうやですが、サボテンなので、あまり周りの人は親切ではありません。とげがちくちく刺さりますし、サボテンが歩いているなんて滅多にあることではないからです。 ぼうやはあちこち仲間...

『水晶山脈』

水晶の中で思いを馳せるファンタジー。 あらすじ 私の仕事場はいろんなものにあふれており、捜し物をするのにも一苦労だ。そんな中、私は水晶の群晶を見つけだした。それを飾り、ついでにらくだのフィギュアも一緒に飾ると、水晶は山脈のように見えた。そのとたん、気がつくと私はらくだの背に乗って夜の砂漠にいたのだった。 鉱物...

『モービー・ディック航海記』

私はそのときを悟ったのだった。エーテルの海に出る日が来たことを。 あらすじ ある年、96歳の伯父が亡くなり、72歳の私に遺産が遺された。その遺産の中には、クジラ型の潜水艇が一艇、含まれていた。 そのクジラ型の潜水艇は金庫に入るほどのサイズのもので、自分で設計図を見ながら組み立てなければならなかった。私は何とか...
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