『ちいさいおうち』──田舎に建てられた家。しかし気づけば周りは都会になってしまって……。

あらすじ 田舎に建てられた、小さな家。 この家をを建てた人は、この家を自慢に思って、代々受け継がれていくだろうと言った。 小さな家は、四季の移り変わりを感じ取っていた。 豊かな自然が、四季の移り変わりを教えてくれたのだ。 しかし、時は過ぎ去り、小さな家の周りにも変化が現れた。 馬車はなくなり自動車が走り、道...

『くいしんぼうのはなこさん』──芋とカボチャを食べ過ぎた子牛は

あらすじ あるお百姓さんの家に、子牛が生まれました。 子牛ははなこと名付けられ、かわいがられて育ちました。 しかし、このはなこは、わがままで、食べ物の選り好みをしたりするものですから、成長したときにはぴかぴかの身体をした立派な子牛になっていました。 あるとき、はなこは、他の子牛たちがいる草地へと連れてこられまし...