絵本紹介 『ギャバンじいさん』──吹雪の夜に猟師の小屋を訪れる獲物たち 2018年4月13日 不思議冬小学校低学年から深い あらすじ 吹雪のせいで猟に出られないギャバンじいさん。 彼は猟師だった。 明日こそは猟に出ようと誓う。 そこへ、玄関の扉を叩くものがあった。 玄関の扉...
絵本紹介 『悲しい本』──悲しみを抱えたひとに 2018年4月11日 おとな向け悲しい深い考えさせられる あらすじ 男性は悲しんでいた。 息子を失い、そして母もいなくなり…… 悲しみはどこまでも追ってくる。 そんなとき、彼は……。 悲しみと...
絵本紹介 『リヤカーマンを知ってるかい?』──生き方の指針を示してくれる 2018年4月2日 おとな向けティーンズ向け写真励まされたいとき小学校高学年から深い物語性なし読み聞かせ不向き 人はみんな旅人 リヤカーマンとは、リヤカーを引いて、歩いて大陸を横断することを繰り返している旅人、永瀬忠志氏のことである。 彼は19歳のときに日本縦断を果た...
絵本紹介 『コワフの消えた鼻』──ある日突然、顔から鼻がなくなった! 2018年4月2日 シュール小学校低学年から深い あらすじ 市長のコワフは、いばりんぼうで、すぐ人を怒鳴りつける。 いつものように気に入らないことがあって人を怒鳴りつけていたら、突然、自分の顔から鼻がなくな...
絵本紹介 『ほんとうのことをいってもいいの?』──本当のことをいうときに気をつけなければいけないこと 2018年4月1日 小学校低学年から深い考えさせられる あらすじ リビーは、ある日、遊びに行こうとしていたところに、お母さんにウマのオルボスにエサと水をやったの?と聞かれて、やったと嘘をつきます。 嘘はすぐにバレ...
絵本紹介 『ばあばは、だいじょうぶ』──認知症を患う祖母と向き合う第一歩 2018年4月1日 小学校低学年から深い認知症読みつがれる本読み聞かせ映えしそう あらすじ つばさは、おばあちゃんが大好きだった。 学校から帰ると、一番におばあちゃんの部屋に会いに行く。 怒られたときも、おばあちゃんに頭を撫でてもらって...
絵本紹介 『ぼくがラーメンたべてるとき』──世界のどこかで、誰かは 2018年4月1日 小学校低学年から戦争深い考えさせられる読みつがれる本 突きつけられた問題提起の絵本 軽い気持ちで読み始めたら、重いブローを食らった気分になった。 この本の訴えかけてくることは、決して忘れてはならないことだ。...
絵本紹介 『ボクのかしこいパンツくん』──ある日突然、履いていたブリーフパンツが喋った 2018年4月1日 ティーンズ向けパンツ小学校中学年以上深い読み聞かせ不向き青春 あらすじ ある日、授業中、先生に当てられて、算数の問題が分からなかったボク。 黙って立っていたら、代わりにボクのパンツが答えてくれた。 それからというもの...
絵本紹介 『「ごめんなさい」がいっぱい』──子どもにとって、自分のことを伝えることはとても難しい 2018年3月13日 おとな向け小学校低学年向け深い あらすじ 「わたし」には、妹の「ふうちゃん」がいる。 お姉ちゃんだから、絵本を読んであげたり、数の数え方を教えてあげたり、面倒をよく見ていた。 しかし、あ...
絵本紹介 『きみのきもち』──きみのことはなんでも知りたい、この気持ちは…… 2018年3月12日 小学校低学年向け恋深い読み聞かせ不向き 君の気持ちが知りたいのはどうしてなのか 序盤から中盤にかけての、主人公のぼくの言っていることに「なるほど……」と思っていたら、後半で少しの衝撃を受けた。 彼...