ものぐさ太郎

むかし、信濃の国に、なにもしないでくらして、みんなから「ものぐさ太郎」とよばれている若者がいた。あるとき、太郎は村を代表して、いやいや京都へはたらきにでかけていった。ところが太郎は、ものぐさどころか、ひとがかわったようにまじめにはたらいたのだった…。...
9ページ中10件目