ボッケ

タッタタラー!ボッケは、どこからともなくやってきた。リーもいっしょに。ふたりは、ベットもいすもテーブルもない、なかがからっぽのヤナギの木にすんでいる。ボッケとリー、ふしぎなふたりの、ふしぎなおはなし。はじまり、はじまり。...

サムさんと10ぴきのひつじ

扉をたたく音にびっくりしてとびおきたサムさんとひつじたち。「だれだ?」「なんなんだ?」扉をあけるとそこには…ケイト・グリーナウェイ賞最終候補にもなったこの絵本。サムさんとひつじたちのユーモラスでとぼけたやりとりに思わずにんまり。風の冷たさ、布団の温かさ、さまざまな音や感触が伝わる不思議な絵本。...

ミスターオレンジ

一九四三年のニューヨーク。八百屋の少年ライナスは、オレンジを注文するひとりの画家と親しくなる。その人を「ミスターオレンジ」と呼び、まっしろな壁に原色の四角を貼りつけた明るいアトリエに魅了される。ナチスが支配するヨーロッパから、命がけで逃げてきたその画家は、ライナスにとって特別な存在となった。ミスターオレンジを通して、ラ...
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