ブルンディバール

ある朝,お母さんが病気になりました。ペピチェクとアニンカの兄妹は、お医者さんにいわれて、お母さんにあげるミルクを買いに、町へ走っていきました。ふたりはミルクを買うお金をかせごうとして、広場で歌をうたいます。けれども、手まわしオルガンを鳴らしながらこわい歌をうたっていたブルンディバールに、追いはらわれてしまい…?20世紀...

くま! くま! くまだらけ

くまのぬいぐるみがいぬにさらわれた!男の子は、いぬをおいかけます。ところが行くさきざきにくま、くま、くま…。男の子はぶじにぬいぐるみをとりかえせるのでしょうか?アメリカを代表する絵本作家ふたりの手によるナンセンス絵本を、ことばあそびの達人・石津ちひろの訳でおおくりします。...

ぼくはきみできみはぼく

あいっていうのはハガキをだすこと。ほかのひとにだすよりもたくさんーふたごになりたいくらいだいすきなともだちやみんなにみてほしいあたらしいぼうし、みみがちぎれていてもいとしいぬいぐるみ、などなどについての詩とお話と劇とせりふの本。たのしいイラストもたっぷり。「愛」と「友情」についての子どもたちの言葉の数々。その豊かなイマ...

ムーン・ジャンパー

くたびれたおひさまが、うとうとねむりかけたおかにおりてきて、そらにつきがのぼった!よるのにわにでて、みんなはだしでおどりだす。くさをふんで、なんどもなんども!かぜもいっしょに、おいかけっこだ。1960年コルデコット・オナー賞受賞作。4歳から。...

バンブルアーディ

生まれてから一度も誕生日を祝ってもらえなかった主人公に贈ったラストシーンがあたたかく胸をうつ。30年ぶりにセンダック自らが作絵を手がけ、その死の前年に発表された、センダックにとって生前最後の絵本。5歳から。...

とてもとてもサーカスなフロラ

ねえ、そとの人たちってどんなふうなの?ある日、フロラの心に芽ばえた不安な気持ち。サーカスで生まれ、サーカスで育った小さな女の子の、たった一人の冒険。そしてーセンダック兄弟が1957年に共作した絵本、初邦訳。兄ジャックが、外の世界を知ろうと行動する女の子の気持ちをていねいに綴り、弟モーリスは、その舞台となるサーカスの世界...

ふふふん へへへん ぽん!

この絵物語は、タイトルと物語の一部に、マザー・グースのうたをつかっています。物語は、たくましい犬がヒロインですから、ユーモラスで波乱があって明るい感じです。いっぽう絵は、白黒だけの細密なもので、そのうえ、夜明け、夜、地下室などの場面が多いので、不安、恐怖、悲しみなど、影の部分が感じられ、物語ととけあって、全体に深みをあ...
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