はるのちょう

たいようが、ちょうのかたちに輝く日、それは、ちょうたちが目ざめる日。光が、やさしくささやきました。おきなさいちょうたち、春のちょうを起こしなさい。...

きたきつねのしあわせ

めすが死んで独りになった、きたきつねのおす。きたきつねの命は5年。日に日に、弱っていく体で、子どもや孫、兄弟に会いに行きます。そして、力つき雲になったおすが、空から見たものは…。...

はるをはしるえぞしか

北海道に生息するえぞしかは、秋にたくさん食べて脂肪を蓄え、食べ物がなくなる冬に備えてます。そんな厳しい冬に群れからはぐれたえぞしかの親子。母じかは子じかを必死に守り、子じかは、母じかから強さを学びながら長い冬を生き抜いていきます。...

かしこくいきるしまりす

北海道に生息する小さなしまりすの寿命は4年です。冬を越すために、きつねやふくろうに襲われながら、必死にどんぐりを集めます。冬ごもりをしているしまりすは、たくわえたどんぐりがなくなった頃、春がきたのを知ります。春がくると、しまりすの新しい一年が始まります。...
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