巨人グミヤーと太陽と月

巨人グミヤーは、宇宙の混沌のなかから、山や川、海をつくり、人間や生き物たちをつくり、生命あふれるみどりの地球を出現させました。それを見た太陽と月は、ねたましさから地球を焼き滅ぼそうとしますが…太陽と月にひとり立ち向かったグミヤーは、無事地球を守ることができるでしょうか。...

けものたちのないしょ話

動物たちの話を聞いて幸運をつかむ「けものたちのないしょ話」(プミ族)、美しい声で歌うネコの話「歌をうたうネコ」(タイ族)をはじめ、「牛飼いと織姫」(漢族)、「ふしぎな短剣」(ウィグル族)など、中国のさまざまな民族に語り伝えられた民話27編を収録。小学4・5年以上。...

西遊記(下)

手を替え品を替え襲いかかってくる妖怪変化の群れ。事もあろうに、偽物の悟空が現れるに至って万策尽き果てた悟空は、普陀落山に観音菩薩の助力を求めます。そして、女人国で妖しい美女に誘われ、その真仮を問われる三蔵。八十一の災厄患難を切り抜けた師弟四人は、遂に雷音寺にたどり着き、満願をはたします。...

西遊記(上)

如意棒を片手に〓(きん)斗雲にうちまたがれば、ひとっ飛び十万八千里をゆく、ご存じ孫悟空の物語。天宮を騒がせ、お釈迦様に五行山下に閉じこめられた悟空は、五百年後に縁あって三蔵法師に救われ、猪八戒と沙悟浄と共に、仏典を求めて天竺雷音寺へと取経の旅にのぼります。はたして、いかなる運命が待ち受けているのでしょうか。...

西遊記(中)

幾山河、厳しい旅を続ける師弟の行く手を陥む魔物は数知れず。叱られつつも身を挺して三蔵を護る健気な悟空、ときに欲得に溺れて道を外してしまうが、憎めない愛嬌者の猪八戒、一途でひたすら師に仕える生真面目な沙悟浄ー唐の皇帝太宗の命を奉じた真経を求める旅は苦難に満ち、四人の前に遙かにつづくのでした。...

天女の里がえり

貴州省の施洞を訪れた著者が、直接ミャオ族の古老から聞いた民話。ミャオ族の焼畑耕作などが見られ、とげや竹や山水の種をまきながら逃げる“呪的逃走モティーフ”も描かれています。...
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