コウモリのルーファスくん

コウモリのルーファスくんは、じぶんの黒いいしょうにうんざりしています。あるとき、うまいぐあいにだれかが「えのぐばこ」をわすれてくれていたので、ルーファスは耳を赤く、つめは青く、あしはむらさきいろに、じぶんをきれいにぬりかえました。そしてごきげんで、日の光のなかへとびだしていったのですが…。...

オットー

ぼくはオットー。ドイツの工場で作られた、ほんもののテディベアです。デビッドという少年の誕生日のおくりものになって、デビッドの親友のオスカーと三人で、楽しい日々をすごしていました。ある日、ユダヤ人だったデビッドは、両親とともに強制収容所におくられてしまい…。でも、数十年後、思いがけない幸せなときをむかえます。この本は、ぼ...
2ページ中3件目