みどりおばさん、ちゃいろおばさん、むらさきおばさん 2017年10月7日 むかしむかし、ある小さな町に、小さな通りがありました。その通りには小さなきいろい家があり、その家には3人のおばさんがすんでいました。みどりおばさん、ちゃいろおばさん、むらさきおばさんです。もちろん、おばさんたちにはひとりずつ、ちゃんとしたなまえがありましたが、町の子どもたちはみんな、こうよんでいました。いつもきまって、...
なきむしぼうや 2017年10月7日 なきむしぼうやは、いつでもごきげんななめ。おもうとおりにならないと、かならずないたりわめいたり。さて、あるなつのあさのこと、ぼうやがまたないていると、イバラのしげみのなかから、まほうつかいのおばあさんがでてきていいました。「そんなになきたけりゃこれからはずうっとないているがいい!」さあ、たいへんなことになりました…!世...
きみどこへゆくの? 2017年10月7日 ヤギのために水をくみにゆく女の子、牛の番をする男の子、クリスマスや夏至のおまつり、みなとにやってきた大きな船…ゆたかな自然の中で働き、遊ぶ子どもたちの世界が、生き生きと楽しい歌と、美しい挿絵で描かれます。「スウェーデンの子どもの歌の母」と敬愛されるアリステグネールの歌に、スウェーデンを代表する絵本作家エルサ・ベスコフが...
雪のおしろへいったウッレ 2017年10月5日 まちにまった雪がふり、やっと冬がやってきました。ウッレはたんじょうびにもらったあたらしいスキーをはいてもりにでかけていきました。雪のつもったもりはなんてきれいなんでしょう!冬の王さまがとうとうやってきたのです。北欧の森を舞台に冬のおとずれから春のはじまりまでを、ファンタジックに描きます。スウェーデンを代表する絵本作家ベ...