みどりおばさん、ちゃいろおばさん、むらさきおばさん

むかしむかし、ある小さな町に、小さな通りがありました。その通りには小さなきいろい家があり、その家には3人のおばさんがすんでいました。みどりおばさん、ちゃいろおばさん、むらさきおばさんです。もちろん、おばさんたちにはひとりずつ、ちゃんとしたなまえがありましたが、町の子どもたちはみんな、こうよんでいました。いつもきまって、...

なきむしぼうや

なきむしぼうやは、いつでもごきげんななめ。おもうとおりにならないと、かならずないたりわめいたり。さて、あるなつのあさのこと、ぼうやがまたないていると、イバラのしげみのなかから、まほうつかいのおばあさんがでてきていいました。「そんなになきたけりゃこれからはずうっとないているがいい!」さあ、たいへんなことになりました…!世...

きみどこへゆくの?

ヤギのために水をくみにゆく女の子、牛の番をする男の子、クリスマスや夏至のおまつり、みなとにやってきた大きな船…ゆたかな自然の中で働き、遊ぶ子どもたちの世界が、生き生きと楽しい歌と、美しい挿絵で描かれます。「スウェーデンの子どもの歌の母」と敬愛されるアリステグネールの歌に、スウェーデンを代表する絵本作家エルサ・ベスコフが...

雪のおしろへいったウッレ

まちにまった雪がふり、やっと冬がやってきました。ウッレはたんじょうびにもらったあたらしいスキーをはいてもりにでかけていきました。雪のつもったもりはなんてきれいなんでしょう!冬の王さまがとうとうやってきたのです。北欧の森を舞台に冬のおとずれから春のはじまりまでを、ファンタジックに描きます。スウェーデンを代表する絵本作家ベ...

おりこうなアニカ

読んであげるなら4才から。じぶんで読むなら小学校初級から。...
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