美女と野獣

そまつな服を着て、このうえなくみじめなくらしをつづけながら、娘たちはいつも、むかしのぜいたくで楽しかった生活をなつかしんでいました。ただ末娘だけは、明るく、強く、生きようとしていました。彼女は、父親がはじめて不幸に見舞われたとき、だれよりもなぎけ悲しみました。けれども、もちまえの快活さを取りもどすと、つらい生活にたえて...

こびとのくつや

むかし、くつやのうちがだんだんまずしくなり、おしまいにくつをいっそくつくるかわしかなくなってしまいました。くつやは夜かわをたつと、あしたぬいあわせようとおもいました。そしてあとはかみさまにおまかせして、ねむってしまいました。...

おじいさんの小さな庭

至光社・丸善共催〈世界絵本作家原画展〉1986年度、みみずく賞受賞!幻想の画家バーナデットがみずみずしい感性でくりひろげる、美しい色彩世界。...

子どものための美術史

ラスコー洞窟壁画からポップアートまで。見ても、読んでも、楽しいアート入門。名作誕生の裏ばなし、芸術家の楽しいエピソードが満載!...

ごちそうの木 タンザニアのむかしばなし

むかしむかし、日照りで食べ物がなくなってしまった土地に、たわわに実のなる大きな木がありました。おなかがぺこぺこの動物たちは、かしこいカメに、どうやったら実が食べられるか、聞きにいくことにしました。小さなノウサギが名のりでると、「大きい動物にまかせなさい」とみんなに言われ、ゾウとスイギュウが出かけるのですが…。タンザニア...

わがままなきょじん

花が咲かない巨人の庭。そこへ小さな男の子が現れて…。イタリアの言葉の魔術師ピウミーニと新鋭イラストレーターのコラボレーション。...
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