どんなきもち?

いま、どんなきもち?自分のきもちを言葉にするのって、けっこうむずかしい。わくわく、もじもじ、むしゃくしゃ、どきん。カラフルなおさかなたちが感情を言葉で表現するお手伝いをしてくれるよ。子どもたちがきもちを素直につたえるための“こころ絵本”第2弾!...

みずたまのたび

わたしはちいさなみずたま。ネコがみずをのんだボウルのそこにひとつぶのこった。おひさまのおかげで、空にまいあがり、雲にのり、雨になって、また、土のなかへ。そして、川から海へ…さまざまなかたちに、すがたを変え、いろんないきものに、出会いながら地球をめぐる“みずたま”の冒険!...

モミの木

森の中に、小さな、かわいいモミの木が、1本ありました。モミの木が立っていたのはすばらしいところでした。お日さまの光を、いっぱいあびることができましたし、そよ風が、じゅうぶん、ふきわたります。それに、小さなモミの木のまわりには、マツやモミの、背の高い仲間が、おおぜいいてくれたのですから。ボローニャ・ブックフェア特別賞受賞...

美女と野獣

そまつな服を着て、このうえなくみじめなくらしをつづけながら、娘たちはいつも、むかしのぜいたくで楽しかった生活をなつかしんでいました。ただ末娘だけは、明るく、強く、生きようとしていました。彼女は、父親がはじめて不幸に見舞われたとき、だれよりもなぎけ悲しみました。けれども、もちまえの快活さを取りもどすと、つらい生活にたえて...

こびとのくつや

むかし、くつやのうちがだんだんまずしくなり、おしまいにくつをいっそくつくるかわしかなくなってしまいました。くつやは夜かわをたつと、あしたぬいあわせようとおもいました。そしてあとはかみさまにおまかせして、ねむってしまいました。...
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