『3びきのぶたたち』──物語の「外側」に逃げて助かる子豚たち

あらすじ あるところに、三匹の子豚がいました。 彼らは家をでて、それぞれに自分の家を作りました。 一匹は藁の家。 一匹は木の枝で作った家。 一匹は煉瓦で作った家……。 藁の家にオオカミがやってきて、中に入れてくれと言いましたが、子豚は断ります。 すると、オオカミは息を吹きかけて、藁の家を吹き飛ばしいてしま...

『おひさまパン』──厳しい寒さが続く日々も、お日様パンで心を照らす

あらすじ 吹雪の続く、寒い日々。 お日様が顔を見せなくなって、みんな寒さに家の中に閉じこもっています。 パン屋さんは、お日様恋しさに、自分がお日様の代わりになるパンを作ろうと思い立ちます。 パン屋さんが作ったパンは、不思議なお日様パンになり、集まってきた町の人たちの心を暖かくしました。 食べれば、もっと心の中...

アンデルセンのおはなし

デンマークを代表する作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンの物語は、人生の喜びや悲しみを豊かに描きだし、今日まで愛されてきました。本書では、アンデルセン童話をこよなく愛した画家エドワード・アーディゾーニが作品を選び、物語の雰囲気をやわらかく繊細なタッチで描いています。...

モンテロッソのピンクの壁

ハスカップはうす茶色の猫。寝ているのが大好き。ある日夢で見たピンクの壁…。「その場所こそ、私がどうしてもいかなきゃならない場所なんだわ」それがモンテロッソのピンクの壁。ハスカップの旅のはじまりはじまり。ちょっと愛らしくて、不思議で、ナンセンスな物語。...

『いやはや』──猫が空飛ぶ世界で、飛べない猫ができたこと

あらすじ 猫のいやはやは、猫ができて当然のことができません。 空が飛べないのです。 猫が当然にできることが、どうして自分にはできないんだろう……。 飛べないことを気にするいやはや。 がんばって飛ぶ努力をしてみるのですが……。   猫が空を飛ぶ世界 ほかの猫は空を飛べるのが当たり前なのに、猫のい...

こうばしい日々

ウィルミントンの町は、アメリカで一ばん古い、そして二ばん目に小さな、デラウェア州という州にあります。秋にはたっぷりとした紅葉に埋もれ、いい匂いの風がふく、とても美しくてありふれた町です…ウィルミントンの町に秋がきて、僕は11歳になった。あまったるくなくて、こうばしくておいしいチョコレートブラウニーのような少年小説。...
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