『もりのなか』──森の中で出会った動物たちを引き連れて、パレードだ

あらすじ 主人公のぼくは、紙の帽子をかぶり、新しいラッパを持って、森の中に散歩に出かけた。 散歩していると、ぼくはライオンに出会った。 ライオンは、たてがみをくしでとかし、ぼくについてきた。 次にぼくは、水浴びしていた二頭のゾウに出会った。 二頭のゾウは、ぼくの後についてきた。 そうして、ぼくはいろんな動物...

『ベンジーのもうふ』──手放せない毛布だったが、あるとき……

あらすじ ベンジーは、赤ちゃんのころに使っていた毛布をいまだに手放せない。 持っていると、安心するのだ。 毛布を手放せという声もあったが、ベンジーは毛布を手放すことができなかった。 しかしある日、ベンジーは、毛布をよく忘れるようになり……。   毛布を通して、ベンジーの確かな成長を描いた絵本。...

『すえっこおおかみ』──今はできないことも、大きくなったらできるようになる

あらすじ ある気持ちの良い夏の朝のこと、父さんオオカミは子どもたちを遊ばせていました。 しかし、よく見てみると、一匹だけ、遊んでいない子がいます。 末っ子のオオカミでした。 理由を聞いてみると、兄から、おまえはまっすぐ転がれないからだめだ、といわれたと話します。 父さんオオカミは、末っ子オオカミに、転がってご...