『みんなからみえないブライアン』──勇気を出して一歩、自分を発信するということ

あらすじ ブライアンは目立たない。 目立たなすぎて、先生の目にも入らないこともある。 集団で無視されているわけではない。ただ存在感がなくて、目に入らないのだ。 そんなブライアンの得意なことは、絵を描くこと。 彼は一人で絵を描くことが多かった。 ある日、転校生がやってきた。 それが、ブライアンの転機だったの...

『おばあちゃんからライオンをかくすには』──おばあちゃんの持ってきた大きな箱の中身は……

あらすじ アイリスは、ライオンと一緒に暮らしています。 しかし、ある日、両親が出かけるというので、その留守の間、おばあちゃんが泊まりにきてくれることになりました。 さあ、大変です。 ライオンと一緒に暮らしてるなんておばあちゃんが知ったら、びっくりするに違いありません。 アイリスは、ライオンを隠そうと苦労します...

『ねむいねむいおはなし』──すべてのものが、ねむいねむい

ねむい ねむい…… 眠る前に、読みたい絵本。 夜の闇が静かに落ちてくる時間、すべてのものが「ねむい、ねむい」。 お月様も、おうちも眠い。 部屋も眠ければ、テーブルやカーテンも眠い。 文章は、「ねむい ねむい」と繰り返すことで、ゆっくり眠気を呼び起こされるようだ。 ねむい ねむい いすには ねむい ねむ...

わたしは、わたし

真実を証言する。あたりまえのことをしたはずなのに…。証人保護プログラムによって、アイデンティティをすべて失った家族の喪失と再生。...

ヒットラーのむすめ〈新装版〉

雨がふりつづいていたある日、スクールバスを待つ間に、オーストラリアの少女アンナがはじめた「お話ゲーム」は、「ヒットラーのむすめ」の話だった…。もし自分がヒットラーの子どもだったら、戦争を止められたのだろうか?もしいま、だれかがヒットラーと同じようなことをしようとしていたら、しかもそれがぼくの父さんだったら、ぼくはどうす...

『ごちそうの木』──木の名前さえいえば、実が食べられるのに

あらすじ 昔、動物たちが仲良く暮らしていた頃、旱魃が起こり、食べ物がなくなってしまった。 動物たちはおなかがぺこぺこ。 そのからからに乾いた大地に、一本の不思議な木が立っていた。 その木にはみずみずしい実がたくさん実っていたが、どう頑張ってもその実を手に入れることが出来なかったのであった。 困った動物たちは、...

『むこうがわのあのこ』──柵を隔てて、あの子は私を見ていた。私もあの子を見ていた。

あらすじ その夏、街を仕切る柵がいつもより大きく見えた。 柵の向こう側には、白い人たちが住んでいた。 ママは、「向こう側は危険だから行ってはだめ」と釘を刺した。 柵の向こう側には、あの子がいた。 あの子は私のことをじっと見ていた。 私は、あの子をときどき、じっと見た。 ある日、わたしが友達となわとびをして...

テレビのむこうの謎の国

クイズ「さがし物チャンピオン」に出場しませんか?最新ゲームの画面から飛びだした奇妙な招待。とまどうパトリックを待っていたのは…?オーストラリア児童図書賞最優秀賞受賞作。...

たのしいなつ

まちにまったなつがきた!およいであそんでひるねして…夏の日のたのしみを描いたレンスキーの四季のえほん。...
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