あらすじ
まあすけは、自転車に乗れるよう、練習中です。
転んでも転んでも、くじけず練習をします。
それを見ていたやぎのおじさんが、帽子をくれました。
この帽子をかぶれば、自転車が乗れるようになる、とのこと……。
早速、帽子をかぶって自転車に乗ってみたまあすけですが……。
自転車に乗れるようになる帽子
一生懸命、自転車に乗る練習をしているまあすけ。
でもなかなかうまく乗れない。ふらふらしてはガシャーン。それでもくじけず、練習を続けるまあすけはかっこいい。
思えば、自転車に乗る練習って、トライアンドエラーの精神をはぐくむ一番最初の課題のような気もする。まあ、その前にはいはいから歩く、とか寝返りをうつ、とかあるんだろうけど、自転車は物心ついてから一番に出くわす課題ではなかろうか。その次は、鉄棒のさかあがりなんじゃないかと推測する。
ふらふらガシャーンを繰り返していたまあすけだったが、偶然それを見ていたやぎのおじさんに、自転車に乗れるようになる不思議な帽子をもらう。
それをかぶると、なんとも不思議。
すいすい自転車を乗れるようになったではないか! すごい、魔法の帽子だ!
しかし、帽子が風にとばされて、どこかにいってしまう。
帽子を探し回るまあすけ。自転車に乗って、である。
まあすけ、魔法の帽子がなくても自転車に乗れてるじゃないか。
きっと、やぎのおじさんも転んでも転んでも自転車に乗る練習をしているまあすけを見て、もうすぐ乗れるだろうと踏んで、帽子をあげたのだろう。
帽子がなくても自転車が乗れるようになったまあすけは、途中で行きあったゴリラのごりすけに、帽子をあげることにするのであった。
そう、ごりすけは自転車を乗る練習をしていて、まだふらふらの様子だったからだ。
大丈夫、きっと乗れるよ、という意味もこめて、まあすけは帽子を渡したに違いない。
あきらめずに挑戦すれば、きっと乗れるようになる。
がんばった結果が返ってくる大切な経験だと思う。
がんばれば君もきっと乗れるようになる
自転車の練習を始めた子が読むと、共感を得られるのではないだろうか。
字は少な目で、幼児向け。
