あらすじ
太鼓の子のどんとちゃん。
どんとちゃんは出かけました。
どんとちゃんはいつでもどこでも、「どん!」。
友達の挨拶にも、「どん!」で答えます。
さて、どんとちゃん、どこへ向かっているのかな?
どんどん出てくるどんとちゃんの大活躍
太鼓の子であるどんとちゃんが主人公のお話。
どんとちゃんは、いつでもどこでも、「どん!」。
挨拶にすら、「どん!」「どどんが ど~ん!」という感じである。
お出かけの先々で、川に遭遇したり、帽子を木にひっかけてしまったくまさんと出会ったり……
いろんなトラブルも、どーんと解決。
この絵本では、「どん」がキーワード。どれだけ「どん」が出てくるか、楽しみになってくる絵本である。
話を楽しむ絵本というより、言葉遊びのほうに重きをおいた絵本のようである。
出かけたどんとちゃん、最後の最後で、「どんでんがえし」。
そして森のお祭りで大活躍したそうな。
文章の量がとても少なく、言葉遊びの面が強い本書。「どん」がつく言葉を集めてみたという感じである。
話のほうはあまり込み入っておらず、シンプルである。
どん、という響き
どん、という響きの言葉をうまく集めて話にしたという感じの絵本なので、展開がちょっと苦しいところもある。
幼児向け。