あらすじ
カウボーイのスモールさんの仕事ぶり、生活を紹介する絵本。
物語はあまりないが、カウボーイの仕事を知ることができる。
カウボーイって知ってるかい
カウボーイのスモールさんの仕事ぶりを丁寧に紹介する絵本。
しかし、アメリカと違って、日本ではカウボーイは名前とイメージこそ浸透してはいるがそれほどまでに思いいれはないような気がする。
カウボーイのスモールさんの仕事ぶりを紹介する絵本、残念ながら物語性がないため、物語を楽しむことはできないが、広大な農場の牛を追うカウボーイの姿や、壊れた柵を直すカウボーイの姿を見ることができる。
仕事以外では、一人きり星空の下で眠る姿や、自分の愛馬の世話を愛情込めてする姿、ほかのカウボーイたちと夜、宴会を開く姿、暴れ馬に乗る姿などを見ることができる。
どこを開いても、カウボーイのスモールさんがいる。
カウボーイはこんなことをするんだよ、と教えてくれる本だ。
ただ、やっぱり日本におけるカウボーイの位置って、アメリカに比べてあこがれ度がちょっと違うような気がするというか、なじみが薄いような気がする。
その中で、この絵本を楽しむには、カウボーイに興味がないとちょっと厳しいものがあると思う。
右に絵、左に本文
ほとんど右に絵があり、左に本文があるという構造。本のサイズも小さめだ。
幼児向けだろう。しかし、体感として話が長く感じた。