あらすじ
手紙を書いたおじさんは、郵便ポストに手紙を投函しようと出かけます。
しかし、それが悲劇のはじまりだったのだ……!
おじさんの不運がどうしようもなくたまらない。
不運にもほどがある……
手紙を書いたおじさんは、郵便ポストに手紙を出すべく、出かけた。
しかし、それが不運の始まりだとは、そのとき、だれも知らなかったのである……!
部屋を出てはじめの階段で、おじさんはなぜか置かれていたボールを踏み、階段を派手に滑り落ちた。
二階の窓でマットを干しているところを通りがかると、マットが上から落ちてきた。
町に出て、ネクタイ屋さんのショーウィンドウでちょっと見ていると、おじさんの足に犬のリードを結びつけられてしまう。もういやな予感しかしない。案の定、想像したとおりに、犬はかわいい犬を見つけて走り出す。おじさんは引きずられる。
途中でリードがはずれたかと思ったら、かぶっていた帽子は車にひかれてぺっちゃんこ。
気を取り直しておじさんはポストを目指す。
すると角から、ぶたの大群がやってきて、おじさんはひかれてしまう。そう、今日は「ぶたおいまつりのひ」だったのである。……そんな無茶な……。そして唐突な……。
おじさんはぼろぼろになりながらも立ち上がると、ようやくポストに手紙を投函。
そしてそのあとも不運が続くのだが、あまりにもあんまりな不運さに申し訳ないながらもちょっと笑ってしまった。気の毒だけど……。
最後の最後は救いがちょっぴりある感じで、ほっとする。
しかし、不運に見舞われるたびに薄汚れ、ぼろぼろになっていくおじさんが哀れだ。
人の不運を笑うな……いや、どうしても笑ってしまう
おじさんのめくるめく不運さが描かれる本書。同情するが思わず笑ってしまう……申し訳ない。
幼児、低学年向け。
