あらすじ
突如として現れた雲怪獣。
雲怪獣は、子どもを食べるのだ。
雲怪獣はさまざまな条件をつけて、食べる子どもを絞っていく。
そして、最終条件にかなった男の子がいた……!
子どもを食べるくもかいじゅうが現れた!
ある日突然現れたのは、「くもかいじゅう」。
それはもう、なんの前置きもなく、ぽかんと現れる。
この雲怪獣、
「さーて、きょうは どのこに しようかな…」
……と、なぜか子どもを物色し始める。
なぜか?
そう、この雲怪獣、どうやら子どもを食べるらしいのだ。
町は恐怖に凍り付き、子どもを抱えた家族は小さくなってふるえている。
雲怪獣はそんな光景に、自分も偉くなったもんだと得意顔。今日は男の子を食べようかと言い出す。
男の子がいる家は恐怖に震え上がる。
雲怪獣は条件を絞っていく。
野菜嫌いな子、ゲームを一時間以上する子……
なんだか教訓的な条件をやたらと持ってくる雲怪獣である。
最後の最後に「お尻に左右に二つずつほくろがある子」というよくわからん条件を持ち出してきた雲怪獣。理由はかわいいから、とのこと。
かわいい……か……?
まさかお尻に二つほくろのある子は都合よくいないだろう、と雲怪獣も言っていたのだが、なんと当てはまる子がいた。なんて運の悪い。
その子と家族は車に飛び乗って、雲怪獣から逃げる。逃げる逃げる逃げる!
あわや、というときにそのこのお姉さんがお尻にほくろを書き足した。
ほーらお尻に三つもほくろがある。二つじゃないわよ作戦である。
雲怪獣は、うーん三つほくろはかわいくない、ならば仕方ない……とあきらめて立ち去っていく。食べるのをあきらめるほどに、三つのほくろはかわいくないらしい。ほくろ偉大なり。
怪獣は三つ目のほくろ、なんか変だったな……とか思いながら、次の場所でまた子どもを物色しようと考えるのであった……。
今日はあなたの町に現れるかも……。
恐ろしいくもかいじゅう
突如として現れた雲怪獣に逃げまどう一家。
倒されずそのままどこかに行って、また食べる候補を探す……というモンスターパニック映画の終わり方のような結末である。
しかし話は意外と通じるので、話し合いによっては回避できそうな感じである。
幼児、低学年向け。
