あらすじ
アルリィは王子様。
お城での生活が退屈で、こっそり抜け出すことにしました。
街はにぎやか。
もっと街の人と仲良くなりたいと思っていると、郵便屋さんになるといいよ、と街の人が教えてくれました。
アルリィは、早速、郵便屋さんになりました。
あるとき、野原で泣いているうさぎを見かけ、アルリィは声をかけました。
うさぎのののんが言うには、おばあちゃんが風邪で寝込んでいるのだとか……。
二人を元気づけたいと思ったアルリィは……。
王子様、郵便屋さんになる
かえるの王子様のアルリィ。
ずっとお城の中で暮らしていて、退屈だったので、こっそりお城を抜け出す。
街に出たアルリィ。
街の人と仲良くなりたい。
すると街の人が教えてくれた。
「ゆうびんやさんになれば きっと みんなと なかよくなれるよ」
唐突すぎて面食らう。
そしてどうやら、アルリィは郵便屋さんになったらしいのだ。
行動力があるというか、なんというか、導入部分がかなり強引である……。
郵便屋さんになったアルリィは、野原で泣いているうさぎを見かける。
どうして泣いているのかと問えば、どうやらおばあちゃんが風邪を引いて寝ているからのようだ。
アルリィは、うさぎとおばあちゃんの二人を元気づけてあげたいと考える。そこで、アルリィは、リンゴは体にいいということで、たくさんのリンゴをおばあちゃんに届けてあげることになった。
街のみんなでリンゴを取るのだが、そんなに大量にリンゴをもらって、おばあちゃん、大丈夫……?
届ける最中で、川を渡らなければならない場面が出てくる。
アルリィはかえるなのに、水が苦手。
でもちゃんと届けてあげなきゃという責任感で、アルリィは見事川を渡ることに成功する。
おばあちゃんにリンゴとうさぎのお手紙を届けることができたアルリィ。
おばあちゃんにもお礼を言われてうれしそうだ。
しばらくのち、アルリィは配達の途中で、おばあちゃんの家によってみると、そこには風邪が治ったおばあちゃんがいた。
おばあちゃんはアルリィに、手紙と大きな荷物を預け、うさぎのところに届けてほしいと頼む。
急いで帰ったアルリィ。
大きな荷物はいったいなに……?
あけてみると……
なんと、それは大きなアップルパイ!!
お手紙には、みんなで食べてね、と書いてある。
……やっぱりおばあちゃん、あの大量のリンゴ持て余してたのでは……。
そんなすてきなことがあって、アルリィは郵便屋さんを続けている。
街のみんなにはアルリィが王子だということはないしょだよ……とあるが、王子が行方不明になったら大騒ぎになるのでは……?
というか、この話、アルリィが王子様である設定は必要なのだろうか……。
手紙と荷物を預かる責任感
責任感から、苦手な水も克服しようとするアルリィの姿はかっこいい。
かわいらしい絵柄は親しみやすく、ほほえましい。
幼児、低学年向け。
