あらすじ
小鳥さんの歌は、とてもすてき。
小鳥さんの歌を聴くと、みんなよい方向に変わっていきます。
優しくなったり、仲良くしたり、元気になったり……。
小鳥さんが次々と起こす奇跡を見ていこう。
小鳥が歌うと……
小鳥さんの歌はとてもすてき。
どんなふうにすてきかというと……というふうに展開していく話。
小鳥さんが歌うと、みんなわくわく。
小鳥さんの歌はとっても元気だから、みんなはっとして、しゃっきりする。
小鳥さんのうたはとっても和やかだから、みんな仲良くなる。
小鳥さんのうたは、清らかだから、悪いことをしようとしていた人も悪いことをしなくなる。
そんなふうに、小鳥さんの歌は聴いているみんなにいろんないい影響を与えていく。
どんどん、みんなをよくしていく。
すてきな歌を届けてくれる小鳥さん。
あっ ことりさん
あなたの ところにも きましたよ
本は、これで終わる。
あなたの中の小鳥さんは、何を変えてくれるのかな?
そんな、優しい気持ちにさせてくれる絵本だった。
……あっ、小鳥さんは優しい気持ちにさせてくれたのかも。
字は大きく、話はシンプル
小鳥が歌って、それを聞いた人がいい方向に変わる、という内容の絵本である。
逆をいえば、その繰り返しなので、大きな展開はない。
最後のしめかたが優しい気分にさせる。
幼児向け。