『いいにおいのおならをうるおとこ』──タイトルがインパクト大だが内容はしっかりしていた

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価格情報更新時間:2025/04/03 21:30(更新

あらすじ

あるところに二人の兄弟がいました。
両親がなくなったので、二人は財産を分けることになりました。
しかし、兄は財産のほとんどを貰って、弟には年老いた犬しかあげませんでした。

次の日の朝、弟の畑がきれいにすべて耕されているのを見て、兄は驚きました。
どうやってこんなに早く、全部耕せたのかと弟に聞くと、弟はこう答えました。

犬に鋤をくっつけて、おにぎりを投げて走らせたら、あっという間に耕すことが出来た、と。

兄はその犬を借りることにしました。

三日後、弟が犬を返してもらいにいくと……。

 

タイトルがずるい

もうね、タイトルからして、「さあツッコミをいれてください!」というタイトルで大好きだ。
いいにおいのするおなら……想像しようとしても、想像がつかない。それは、人間が人間である限り、決してその境地に立てないものなのかもしれない。

どんなにトンデモな内容かと思って本を開いてみたが、意外と突き抜けるような意味不明さはなかった。
むしろ、童話や昔話に似ているものが感じられる。話の展開がしっかりとあり、タイトルに反して、物語を読ませる絵本であった。

 

話は、両親の遺産の分与から始まる。
二人の兄弟は、両親の遺産を分け合うことになるのだが、兄はほとんど全部を貰うことにし、弟には老犬一匹のみを分けてもらうという有様。

「オレは お金と 宝石と ウマと ウシと
ブタと ヤギと ヒツジと ニワトリを もらおう。
おまえには この おいぼれ犬を やるよ」
「あいよ」
おとうとは、としおいた犬を つれて
かえっていきました。

弟……「あいよ」って……
いいのかそれで……

 

しかし、次の朝、弟の畑が一面耕し終わっているのを見て、兄は不思議がる。
一体、どうやってこんなに早く、耕し終わったのかと。
弟答えて曰く、「犬に鋤をくくりつけて、にぎりめしを畑の向こうに投げて走らせたら、一気に耕せた」。
兄は、犬を貸してくれといって、犬を借りる。

しかし、兄が弟と同じようにしても、犬は畑を耕さない。
業を煮やした兄は、犬を殺して、道端に捨てる。
犬を返してもらいに言った弟はその事実を知って、泣きながら犬を埋めてやった。その近くに偶然、見事な竹が生えていたので、弟はそれを持ち帰り、籠を編んだ。

 

この話の流れは、花咲か爺などと同じものを感じさせる。
この後も、弟はうまくやり、それを真似した兄はうまく行かず腹を立てる。

結局、弟の作った幸運を招く籠も、兄の手によって燃やされてしまうのだが、この籠を焼いた灰から、こんがりと焼けた豆三つを見つける。そしてそれを食べてみると……おならの匂いがといもいい匂いになったのだ。

 

序盤の真面目な展開から、いきなり「おなら」のキーワードが出現したせいで、一気に様相が変ってくる。
香水よりもいい匂いのするおなら……
何故、よりによって「おなら」を……。

そのおならに弟はいい案を思いつく。

 

香水より はるかに いいにおいだ。
これは 売れるぞ!

 

売るの!? おならを!?
弟の商人根性がすごい。

 

そうして早速、町におならを売りに行く、弟。
最初は町の人も嫌がっていたが(当然だ)、かいでみると、なんとまあ、かぐわしい香り。
みんながうっとりとする。

「ああ、ほれぼれするほど いいかおり! もう一発! もう一発! たのむ!」

このおならには何かやばいものでも入っているのか……

 

おならのおかげで、お金をたくさん稼げた弟。
それを見た兄、どうしてそんなにお金を持っているのだと尋ねる。
弟は素直に、事情を説明する。豆を食べたらおながの匂いがよくなった、と。
自分もお金儲けをしたい兄は、弟を真似し、豆をたらふく食べ、おならを溜めて売りに行くことを決意する。

そしてそのオチは……。
想像に難くないだろう。

 

最後には、自業自得でお尻を縫われた兄、奥さんに縫われた後を切ってもらったら……たまりに溜まったおならが一気に噴出して、兄は空まで飛んでいった……。

 

なんなんだろう、この流れは……。
まるでギャグマンガのようである……。

 

最後の弟の様子が、少しばかり怖い。
まあ、それまで兄の好きなようにされてきたのだから、仕方ない反応なのだが……。

(おならで)空のかなたに ちいさな点になって とんでいく
にいさんの すがたを みて、おとうとは つぶやきました。
「おやおや、ずいぶんと めずらしいトリだなあ!」
それから 目をとじて、ぽかぽかのたいようを あびながら
きもちよく ひるねをしたのでした。

 

前半と後半のノリが違う本書、「おなら」さえ除けば、童話風の話である。
いやしかし、この絵本の核を成すのは、やはり「おなら」なのだろう。

 

タイトルのノリとは違い、話の構成がしっかりしている絵本

タイトルだけ見ると、おバカ絵本かと思いがちだが、中身は立派な童話である。
絵も渋めの絵柄で、さらに童話風な雰囲気をかもし出している。
絵本ではあるが、文章量が多く、読み聞かせには多少時間が必要になりそうだ。
だが、話の構成がしっかりしている上、「おなら」という強力なキーワードがあるので、読み聞かせウケはするだろう。
対象は低学年から。幼児では、集中力が持つか持たないか、微妙なところである。

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