あらすじ
もったいないことをしていたら、もったいないばあさんが出てくるよ。
ご飯を食べたあとの食器に残ったご飯粒、食べ残し。
頬についたご飯粒も……!?
「もったいない」とはどういうことかを分かりやすく教えてくれる絵本。
もったいなーい、と言いながら出てくる……
もったいないことをしていると、現れるもったいないばあさん。
この絵本も有名な絵本だが、恥ずかしながら今回が初めてだ。
ぼんやりとだが、家族のうちのおばあさんが始末屋で、もったいないことをしていたらもったいないと注意してくるような内容に違いないと勝手に思いこんでいた。
読んでみると、半分は当たっていたが半分ははずれていた。
もったいないばあさん、なんか……
妖怪みたいな扱いなのだが……。
もったいないばあさん、わりと怖い。
食器に残ったご飯粒や食べ残しを、もったいないと言って食べるところまではなるほどなるほどと思いながら読んでいた。皿までべろべろなめるところは、もったいない精神がどうこうより、純粋に行儀が悪いと思ったが、衝撃なのは次である。
主人公の男の子の頬についたご飯粒までも、「もったいなーい」とべろべろ……!
え、こわい……! ばあさん怖い!
もったいないばあさん、妖怪だった!!!
とうとう ぼくは なきだした
えーん えーん
子ども泣かせとる……!
確かに、子どもに「もったいない」の概念を教えるのは難しい。
子どもは程度というのをあまり知らないから、工作にしても何にしても、豪快に資源を使ってしまう。
もったいないばあさんが思った以上に妖怪だったのは衝撃だったが、「もったいない」ことをするのはあまりよくないね、というのが分かりやすく伝わってくる絵本だった。
それに、もったいないばあさんは夜には出てこない。
だって、暗くなったら、眠っているから。
でも、だからといって、もったいないことをしてはいけないよ。
「もったいない」を教えてくれる絵本
文章は分かりやすく、かつ少ない。
小学校低学年の子でも、一人で読めるだろう。
序盤のもったいないばあさんのキャラがインパクト大で、読み聞かせ映えするだろう。文章量から時間もあまりとらないので、おすすめである。
幼児から低学年向け。