『そこから逃げだす魔法のことば』──まるで漫才を聞いているかのような

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価格情報更新時間:2017/12/18 19:55(更新

「ぼく」のおじいちゃんの面白い話。

 

あらすじ!

 

それぞれ話につながりはないので、どれから読んでも楽しめます。

「そこから逃げだす魔法のことば」
こたつにすむ妖怪、「ネコタツバアサン」からおじいちゃんが無事逃げ出せた話。オチが効いてます。すべっていてもご愛嬌。

「おじいちゃんの打ち出の小槌」
打ち出の小槌を拾ったおじいちゃんがあれこれと満喫した話。

「安全ピンつきの大冒険」
安全ピンのプロだったおじいちゃんが、安全ピンを活用して大冒険する話。安全ピンで海賊をも倒す!

「めちゃめちゃようみえる目」
おじいちゃんがめちゃめちゃよう見える目を女神様から授けられたときの話。

「しゃべるカラス」
おじいちゃんが昔、しゃべるカラスを助けたときの話。恩返しをしたいというカラスにおじいちゃんがお願いしたこととは……?

「雨女」
おじいちゃんのひいじいちゃんから伝えられた、本当の雨女の話。雪女の怪談を知っていないとちょっと話が分からないかも。

 

 

おじいちゃんと孫の心温まる……

 

口から先に生まれたようなという言葉を思い出しました。
それほどまでに、このおじいちゃんの話がもっともらしくて面白い。聞き手の「ぼく」も心の中ではだいぶウソなのは見抜いてるんだけど、それでも話の続きをせがむ。なんともほほえましいというか、予定調和というか。いい関係だと思います。

本文はほぼ会話文(しかも関西弁)で成り立っているので、なんだろう、漫才を聞いているような気分になります。時々飛び出す寒いギャグはご愛嬌。

 

おじいちゃんがあれこれ話をしてくれるんですが、どれもこれも荒唐無稽でハチャメチャ。おじいちゃんよくもまあこんだけ話を思いつくなぁと感心します。
現実的に考えればありえない展開を見せる話にも、聞き手の「ぼく」はかるーくツッコミは入れつつも、おおむね楽しんで話を聞いてます。その掛け合いがまた絶妙。関西弁で掛け合い、これが笑い話にならないわけがない。

「ぼく」が躍起になってウソを暴こうとしたり、ひねくれた態度を取らないのが嫌味なくて安心して読み進められます。ほぼ会話文の掛け合いだけで話が進んでいくので、さくさくと読んでいけるのもこの本の魅力。軽い読み物といった位置づけです。

嫌味のない笑い話に、説教くさくない内容で万人向け。関西弁で書かれているところだけがわかりづらい部分かもしれませんが、難解な表現はほとんどなく、難しい言い回しは「ぼく」がおじいちゃんに尋ねてくれるので安心です。

 

どれも面白い話だったのですが、一番面白かったのは「安全ピンつきの大冒険」。
安全ピンひとつであんな一大スペクタクルを築き上げるなんて、おじいちゃんの才能がいかんなく発揮されていますね。

いやあ、すごいハチャメチャぶりに思わず声に出してツッコミをいれたくなります。まあ、代わりに「ぼく」がツッコミをいれてくれるので助かるのですが、またツッコミを受けたおじいちゃんのかわしかたが笑ってしまう。大抵、開き直る。
そのせいで話がとんでもないほうに行くことになるんですが、おじいちゃん、気にしない。
「ぼく」も追及を諦める。かくしてハチャメチャが増す。このループ。笑わずにはいられない。

これから安全ピンを見る目が変わりそうです。
安全ピンに無限の可能性を見た。

 

おじいちゃんと孫の心温まる漫才、いかがですか?

 

 

これはどうやら二作目だったらしい

 

読み終わってから知ったのですが、『そこから逃げだす魔法のことば』、これは第二作目にあたるようです。
『願いのかなう曲がり角』が一作目のようです。

児童書に限らず、シリーズものに関して思うんですが、巻数の通し番号をつけてほしいなとはちょっと思いますね……作者著書一覧を見て、一巻目のタイトルを探すのは骨が折れます。

 

今回の『そこから逃げだす魔法のことば』ですが、二巻から読んでもまったく支障がありません。

平易な文章で書かれている上に、ほぼ会話文で進んでいくので、児童書読み始めの小学校中学年におすすめです。内容も難しくありません。

逆をいえば、文章の表現や、心理描写、考えさせられるテーマなどを重視したいときは、この本は向いていないでしょう。
先にも書きましたが、本当に軽いタッチのエンターテイメント読み物です。

 

おとなは軽い気分転換の読み物として読むといいかもしれません。
おじいちゃんの自信満々な話っぷりに、いつしか気持ちが元気になっているでしょう。

一作目

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