ほんとうの青空を見たのはいつですか──『空をつくる』

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もっともっと、さらにもっと……
みんなが競うようにせいたかのっぽの家を建てていく。
すると、いつも頭上にあった空がほとんど見えなくなってしまいました。
空が見えないと、なんだか気分も優れない。
だったらどうしよう? そうだ、いい案がある。

しっかり話を読ませる絵本、作者の言いたい事が伝わってくる

主人公は、絵を描くことが好きなサル。遠くの山や、花、街の時計台を、一日中描いていても飽きませんでした。
しかし、サルがおとなになるにつれ、緑は消えて家が建ち並ぶようになりました。街に住む動物たちは、得手勝手な理由で、せいたかのっぽの家を建てていきます。建て増しに建て増しを重ね、空間を奪うように、我も我もと家を建てていくのです。

そうして、頭上に広がっていたはずの空は、見えなくなってしまいました。

気がついたときはすでに手遅れ。空が見えないと何だか気分が良くない。いつも薄暗くって気分がふさぐ。困った住民は、絵を描くことが好きなサルにある提案をします──

せいたかのっぽの家が次々立ち並んでいく様は、飽和状態の現代社会の比喩なのがはっきりと分かります。その上で、思いついた妙案は果たして何をもたらしたのか……いろいろと考えさせられる内容です。サルも最初は嬉しかったんです。でもそれはだんだん、どこか違う、そうじゃないんだと感じるようになるんですね。このなんとなく「これでいいのかな……よくないような気がするんだけど……(でも何もしないし声をあげることもない)」という気持ちは、わたしたちが生きる中でよく出会う感情でもあります。

最後に、サルは決心をします。何もしないし声をあげることもしない、というところから一歩、進むことを決めたのですね。

本書は作者の伝えたいことをかなり明確に打ち出しています。その上で、わたしたちは一度、「空」について考えてみるべきなのかもしれません。話の最後に何かが劇的に変わるわけではないというのは、お話的にはオチが弱いということになるのでしょうが、これはこれで現実的な一つの大きな完結なのだと思います。

カバーのそでに、谷川俊太郎氏のコメントが寄せられています。

「おかしくて腹立たしくて哀しくて…
絵本を読み終えたら、
どうしてもほんとの空を見上げたくなる」

 

子どもが一人で読むには

漢字の読み仮名は振ってあるのですが、最初に一度出てきたときのみ読み仮名を振る、という方法をとっているので、小学校低学年の漢字習い始めの子でも苦戦するかもしれません。絵がとても丁寧できれいなので、とっつきやすいですが、作者の伝えたいことはなかなか低学年には伝わらないかも。
人によっては、いかにもなテーマだなあと受け取るかもしれません。これぐらい分かりやすい絵本があってもいいと私は思いますけどね。

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