『まっていたてがみ』──手紙がほしかった郵便屋さんが初めてもらう手紙とは……

あらすじ 小さな村で郵便屋さんをしているレオ。 仕事は順調で、村の人たちからも受け入れられている。充実した毎日を送っているのだが、彼にはひとつ、残念に思うことがあった。 そう、彼は、手紙をもらったことがなかったのである。 手紙がほしい。でもどうしようもない。 そんな日々が続いていたある日、レオは小さな小鳥と出...

『えんぴつくん』──世界を描いたえんぴつ、消しゴムを描いたことで……

あらすじ あるところにえんぴつがいた。 えんぴつは男の子を書き、犬を書き、ネコを書き…… 世界を描いていった。 途中で色を塗るための絵の具の筆を書き、世界は色づいた。 だが描いた世界の住人から、修正依頼が相次いだので、えんぴつは消しゴムを書いた。 しかし、この消しゴム、ちょっとはりきりすぎて…… &nbs...

『ちいさなちいさなおんなのこ』──小さな女の子は大きくなって……かわいいがたくさんつまった絵本

あらすじ あるところに小さな小さな女の子がいました。 女の子はとても小さくて、お母さんのお針箱より小さかったのです。 しかし、ある日突然、女の子は大きくなりはじめました。 だんだん大きく…… そして、ついに、女の子は「お姉さん」になったのです。   女の子の成長を静かにつづる一冊。  ...

『さみしかった本』──人と本の、大切な出会い

あらすじ ある日、図書館に、うぐいす色した表紙の本が入ってきました。 うぐいす巣路の本はとても人気者で、いつでも誰かが読んだり、借りたりしていました。 しかし年月が過ぎると、うぐいす色の本は、新着コーナーから違う棚に移り、そして次第に読まれなくなってしまいました。 あるとき、ある女の子が、そのうぐいす色の本を見...

『へんてこたまご』──見つけてきたタマゴは、何のタマゴ?

あらすじ 鳥たちはみんなタマゴを温めている。 タマゴがないのは、カモくんだけ。 カモくんは、世界一のタマゴを見つけてきます。 だけどみんな、カモくんのタマゴを見て、悪口ばかり……。 でも、カモくんは、タマゴが孵るまで辛抱強く待ちます。 そして生まれてきたのは……?   そのタマゴ、何が生まれる...

イースターのたまごの木

キリスト教の春のだいじなおまつり「イースター」には、うさぎがやってきて、たまごをかくしていく、といわれています。子どもたちがたまごをさがしたり、たまごに絵をかいたりしてすごすようすを、ほのぼのと描いたこのお話は、アメリカの優れた絵本に与えられるコールデコット賞を、一九五一年に受賞しました。半世紀以上にわたって、今もなお...
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