『おじぞうさん』──おねしょが治るようにお地蔵様にお願いしたら

あらすじ おばあさんが孫のおねしょが治りますように、とお地蔵様に大福を供えてお願いした。 すると、お地蔵様はおいしそうな大福を見て、涎が出てきた。 その涎を犬が踏んで、すってんころりん。 それを見ていたスクーターに乗った和尚様、そのまま川へばしゃーん。 川ではドジョウが驚いて跳ねて……   次々...

『かとりせんこう』──蚊取り線香の煙がいろんなものを落としていく

あらすじ 蚊取り線香の煙が漂っていきます。 蚊をぽとん、ぽとんと落としていく煙。 煙はもんもんと漂っていき、ついにはいろんなものをぽとんぽとんと落としていく……。   蚊取り線香の不思議な話 読んでいて、いろんな意味で翻弄される作品であった。 蚊取り線香……昔ながらのものである。 最近の子の中...

『だいふくもち』──結末が不穏な昔話

あらすじ ぐうたらなごさくが寝ていると、ある日、床下から、声が聞こえてきた。 床下を見てみると、なんとそこにはだいふくもちがいた。 おなかが空いた、小豆を食わせろというだいふくもちに小豆を食わせたところ、だいふくもちは小さなだいふくもちを次々と産んだ。 その小さなだいふくもちを食べてみると、まあこれがおいしいの...

あひるのおうさま

王様にかしたお金をかえしてもらいに、アヒルは旅立ちました。とちゅうで、キツネとハチと川に出会い、アヒルはみんながおなかの中に入れてつれていきました。王様はアヒルをとらえて、ころそうとしますが、アヒルは…。フランス民話より。...
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