『いそがしいっていわないで』──引っ越した日、少女はちょっとだけ成長する

あらすじ ロラの一家は、新しい家に引っ越してきました。 新しい家に慣れないロラは、不安を覚えます。 お母さんにだっこしてもらって少しは不安が和らいだのですが、それでも不安はなくなりません。 ロラはお母さんを驚かせようとして、いたずらをしますが……。   引っ越したばかりの不安からちよっと成長したロ...

ルイジアナの青い空

12歳の主人公タイガーは、知的障害をもつ両親と、愛情ぶかい祖母との4人暮らし。しかし祖母が急死し、あこがれのおばから「都会でいっしょに住もう」と誘われる-。多感な思春期の少女の、心の葛藤と成長を描いた感動作。ボストングローブ=ホーンブック賞オナー賞受賞作。...

リンゴのたねをまいたおひめさま

おかあさまの形見のたから箱に入っていたのは…ちいさなリンゴのたねがひとつ、雨のしずくがちょっぴり、きらきらした太陽の光がすこし、にじのかけらがひとつ、星の鳥の羽が一本、つねにぬれたクモの巣がひとつ、そして、夜になくナイチンゲールのやさしい歌声がたくさん…。土地はかわき、人々のくらしが貧しくなってしまった国。この国をおさ...

あなたをまつあいだに

これから母親になる女性をはげますように、いきいきと育ちゆくいのち。赤ちゃんの誕生を心まちにする母親がみつめた風景を、やさしいまなざしで描きます。...

青い目の人形物語(1)

一九二六年冬、アメリカ、ポートランド。祖父母と暮らす十一歳の少女レキシーは、日米友好の証として送られる友情の人形に添える手紙を、学校でいちばんよく書けた生徒が、サンフランシスコでの「お別れパーティー」に参加できることを知る。サンフランシスコ、そこは母がいる街。行きたい。大好きな母に会いたいー。ひとりの少女の心の軌跡を描...