わたしのおじさん

いつか、わたしは思い出すだろう、遠い昔、はるかな草原をあなたと旅したことーせつなさと希望にみちた始まりの物語。...

りゅうの目のなみだ

偏見のない子どもの心だけが出会えたりゅうの本当の心。なぜ怖がるの?なぜ嫌うの?なぜいじめるの?「ぼくは、ね、おまえさんをいじめはしない。また、だれか、いじめようとしたっても、かばってあげる。」凍りついた心は、優しい子どものこの言葉に解け出し、やがて涙の川に…。...

マーガレットとクリスマスのおくりもの

サンタクロースにあこがれるマーガレットは、クリスマスの前の朝、ノックの音で目を覚ます。扉を開けると彼女が夢見ていた冒険が待っていた。しかし…。小さな人形。大きな鳥たち。冬空に響くトランペットの音とともに、マーガレットのクリスマスの旅がはじまる。クルミ割り人形とともに、空をかける少女の夢。クリスマスに起こる珠玉のファンタ...

てをつなご。

切なくも、静かな感動がこみあげる。やわらかな人物描写と主人公が見た情景。あいはらひろゆきの愛しく、やさしい物語。人気画家・植田真が描く静謐な美しい世界。...

わたしのプリン

ーもう、だいじょうぶだよ、ゆり。この声…。プリンの声だ。ずっとわすれていたけど、プリンはこんな、小さな男の子のような声でしゃべるのだ。十才年下の妹が生まれた夜、ゆりは、ラッコのぬいぐるみのプリンと、ふたたび話ができるようになった…。...

ミチクサ

ミチクサにさそわれてーうれしいできごとやってきました。...

都会のアリス

商社勤めで海外出張の多い母、父は家で芝居の稽古ばかり、わたしは、「おうちの人」と、将来の相談をしたいのにー大人たちの生き方を見つめながら、13歳の少女が人生の選択にむきあう姿を名作『不思議の国のアリス』に重ねてあざやかに描いた応援譚!すべての女の子に贈るリリカル・ファンタジー。...

ぼくはかわです

移ろう光、風にゆれる水面。いつもと同じようで、二度とは繰り返さない今日という時間。植田真が描く、密やかに賑やかな川の一日。...

『クマのあたりまえ』──生きることの不思議、難しさと

「生きること」と真摯にむきあう動物たちの七つの物語。 内容紹介、あらすじ 表題を含む短編が七本、収録されています。 寓話的なお話が中心で、登場する動物も人間もそれぞれ違います。話のつながりはまったくなく、ひとつひとつがシンプルに完結しています。   「べっぴんさん」 自らべっぴんだというチドリ...
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