『ぜつぼうの濁点』──濁点、どん底からの復活 2018年1月9日 あらすじ 昔あるところに、言葉の世界があった。 その真ん中に、ひらがなの国があった。 ひらがなたちはくっつき合って、意味を持つ単語になり、仲良く暮らしていた。 あるとき、道端に、濁点だけが落ちていた。 濁点だけでは何の意味も持たない。 意味の持たないものがいるなんて、ひらがなの国ではついぞなかったことだった...
おーいぽぽんた 2017年10月7日 本書には、私たちの国の詩一六六篇がのっています。短歌も俳句も自由詩も、千数百年前の詩も、新しい詩もあります。どれも、皆さんにおぼえて、口ずさんでほしい詩です。小学生向き。...
せんねんまんねん 2017年10月7日 あらゆる生命は、つながっている。あらゆるできごとは、つながっている。これまでも、そして、これからも…。童謡「ぞうさん」で知られる詩人は、いつも、宇宙のなかでうたってきた。ちいさなもの、ものいわぬもの、目に見えないものも、見のがさずに。まど・みちおの言葉が、柚木沙弥郎の絵によって、雫のように深く胸におちてくる。...
雨ニモマケズ 2017年9月23日 賢治がのこした一冊の手帖。そのなかにあった言葉が、多くの人々の心をゆさぶりつづけている。闘病生活のさなかに書きとめられたその言葉は作品として書かれたものではなく、賢治の「祈り」そのものだった…。...