小川未明新収童話集(3(昭和3-10年))

昭和初年代の童話「雲、雲、イロイロナ雲」「秋ノ野」「ミンナイイ子デセウ」など、童話のスペシャリストとして多彩な活躍を示す103編を収録。...

小川未明童話集

創作童話に新生面を開き、数多くの傑作を残した小川未明。「眠い町」「牛女」「金の輪」など31篇を収録。...

小川未明新収童話集 4 昭和11?13年

昭和10年代初めの童話「波の音」「灯のついた町」「たなごと年ちゃん」など、日中戦争開戦前後で明瞭な対照を示す84編を収録。...

小川未明新収童話集(2(大正13-昭和2年))

全集未収録の454編を全6巻に完全収録。新発見の作品も原本から新収録。“もう一人の小川未明”と出会う童話集。2巻は童話作家宣言前後の童話「白刃に戯る火」など、未明童話のメルクマールとなる52作品を収録。...

小川未明童話集

子をなくして悲しむ親アザラシとそれを見ていた月の交流を綴った「月とあざらし」。仲よく暮らしていたふたりが、敵味方に分かれて戦うことになった「野ばら」。人間のやさしさを信じた人魚が人間界に産み落とした赤ん坊の運命を描いた「赤いろうそくと人魚」など、全二十三篇を収録。美しくて怖い、優しくて悲しい、心揺さぶる珠玉のアンソロジ...

『殿さまの茶わん』──世間では上等と言われていても、実用に耐えなければ意味がない

あらすじ あるところに有名な陶器を扱う店があった。 その店の陶器は上等で評判もよく、遠くの国までその名が聞こえるほどだった。 その噂を聞きつけた城の家来は、殿様のために茶碗を造ってくれと頼む。名誉ある申しつけと、陶器師は上等な茶碗を造った。 軽くて、薄手であればあるほど、茶碗は上等なものとされていた。 だから...
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