対馬丸

昭和19年8月22日の夜、鹿児島県の南、悪石島近付で7千トンに近い対馬丸はアメリカ軍の潜水艦の魚雷攻撃をうけて沈没しました。軍の命令で、九州へ疎開する沖縄の人々1661名をのせていましたが、生き残った人は157名だけでした。疎開者のうち800数十名は子どもたちで、その大部分789名が一挙に海に呑まれ、戦争の犠牲となりま...