『ひっつきむし』──強いお姫様になってママと弟を守る!

あらすじ お母さんが大好きなナノは、お母さんにいつもひっついていました。 けれど、弟か生まれてからは、今までのようにひっつくことができません。お父さんも前みたいに遊んでくれなくなりました。 そんな中、ナノはお母さんとベビーカーの弟と一緒に電車に乗ることになり……。   強いお姫様にならなくちゃ!...

『フランクとぼく』──ぼくと年上の親友の交流をリアルに描く

あらすじ フランクという、二つ年上の友人がぼくにはいる。 ぼくは、フランクを親友だと思っていた。フランク本人はどう思っているかはわからない。 でも、ぼくにとっては、フランクは親友だった。 フランクは、おとな──たとえば、ぼくのパパや、友達のヨンテのお父さんからは、あまりいい風に思われていなかった。 でも、ぼく...

春のオルガン

きのう小学校を卒業した。今日から春休み。でもなんだか私の頭はもやもや。隣の家との争いが原因で、家のなかもぎくしゃく。ひょろひょろ頼りないやつだけど、私の仲間は弟のテツだけだ。私たちはいっしょに家の外を歩きはじめた。小さな沼。広い空の下の川原。ガラクタ置場でのら猫にえさをやる不思議なおばさん。そしてある日、私たちはもう家...

ポプラの秋改版

父が急死した夏、母は幼い私を連れて知らない町をあてもなく歩いた。やがて大きなポプラの木のあるアパートを見つけ、引っ越すことにした。こわそうな大家のおばあさんと少しずつ親しくなると、おばあさんは私に不思議な秘密を話してくれたー。大人になった私の胸に、約束を守ってくれたおばあさんや隣人たちとの歳月が鮮やかに蘇る。『夏の庭』...

魔の森はすぐそこに…

ぼくには弟がいる。泣き虫の一年ぼうずだ。ぼくらは都心から郊外に引っ越してきた。コンビニもないド田舎なんて嫌いだけど弟は気にいっているみたいだ。窓から見える深くて黒い森に弟はひかれている。ぼくは決めた。弟を森の中に消してしまおう…。...

きつねのスケート

秋になったばかりのある日、みずうみのほとりの小さな森に、いっぴきの若いきつねがやってきました。きつねは、これから住む場所をさがしているのです。小さな森の動物たちは、つかれていたきつねを親切にたすけてあげました。でもきつねは、「こんな小さな森はたいくつだ」と思いました。みずうみのむこうに見えている、あの大きな森にいけば、...

すいせん月の四日

ひたすらカリメラのことをかんがえながら家へいそぐ子どもを、吹雪がおそう。きょうは、ひとりやふたり吹雪でしんでもしかたのない、とくべつな日。でも、雪童子は…。1年生から楽しくよめる宮沢賢治のおはなし。...

あーちゃんのたんじょうび

きょうはあーちゃんのたんじょうび。「おとどけものでーす。」さあ、どんなプレゼントがとどいたのでしょう?5歳から。...
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