『でんでんむしのかなしみ』──悲しみを背負い続けていくでんでんむし

あらすじ 表題の「でんでんむしのかなしみ」と、「きょねんの木」が収録されている。どちらも短く、また独立した話なので、どちらから読んでもよい。 「でんでんむしのかなしみ」 ある日、でんでんむしは、自分の殻には悲しみがいっぱいつまっているのではないかということに気がついた。 でんでんむしは、ほかのでんでんむしに、こ...

でんでんむしのかなしみ

生きるということ、そして切れめのない命のつながりをみつめてーふかい思いをこめた名作二編。...