『ボクのかしこいパンツくん』──ある日突然、履いていたブリーフパンツが喋った

あらすじ ある日、授業中、先生に当てられて、算数の問題が分からなかったボク。 黙って立っていたら、代わりにボクのパンツが答えてくれた。 それからというもの、ボクのブリーフパンツは、パンツくんとして、しゃべるようになった。 友達があまりいなかったボクは、パンツくんといろいろ話をするのが楽しかった。 パンツくんは...

イグナートのぼうけん

ぼくのなまえはイグナート。ちっぽけなネズミのぼくは、いつも涙目、ひとりぼっち。そんなぼくにも、生まれてはじめて友だちができた。ナタリア。口は悪いけど、ぼくにパンを分けてくれたやさしい人だ。でも、ナタリアはいなくなった。いやがるナタリアを、兵隊がつれさった。ちっぽけなぼくだって、たまにはでっかいことをおもいつく!ナタリア...

ボクのかしこいパンツくん

ボクたちは、いつでも一緒。少年がパンツと過ごした、かけがえのない日々。鬼才・乙一の異色短編を、長崎訓子が絵本化。...