『さびしがりやのドラゴンたち』──心優しい騎士と三匹の眠れないドラゴンの話

あらすじ あるところに三匹の小さなドラゴンがいた。 ある夜、騎士が塀の上の見張り番をしていたら、遠くから鳴き声が聞こえてきた。騎士は何事かと馬で駆けつけると、ドラゴンのうち一匹が言った。 のどが渇いていて眠れないから水を飲ませてほしい、と。 心優しい騎士は言うとおりにしてあげて、ベッドに寝かせてあげた。 そし...

さびしがりやのドラゴンたち

とうからとおくをみはっていたきしが、ほらあなでみつけたのは?ドラネコじゃないよ、ドラゴンだよ。それも、いっぴきじゃないよ、さんびきだよ。ちっちゃなドラゴンたちは、ねむれなくてこまってた。きしは、なんとかねむらせようとするんだが…はて?ことばあそびがいっぱいで、なんかいよんでもいつもおかしいさびしがりやのドラゴンのおはな...