『オニじゃないよおにぎりだよ』──オニはおにぎりを愛していた

あらすじ おにぎりが大好きな3匹のオニたち。 ある日、人間の作ったおにぎりを食べてみたのですが、これがもうまずいのなんのって、まずいおにぎりを食べている人間がかわいそうになったオニたちは、うまいおにぎりを食べさせてあげようと考え付きます。 何故、人間たちのおにぎりが不味かったのかというと、腐っていたからなのですが...

『いくらなんでもいくらくん』──いくらなんでもその発想はなかった

あらすじ ある日、町に変な店ができました。 お殿様の家来は、その店が一体なんなのか、お殿様の命令で調べにきました。 その変な店では、いくらのおすし(軍艦巻き)が店主で、何でも屋だというのです。 よく分からないままに、家来は、殿様に調べたままを伝えます。 いくらのおすしが店主で、何でも屋なんて…… 馬鹿にされ...

『コックのぼうしはしっている』──コックの帽子の堪忍袋の緒がきれた!

あらすじ ここは人気のレストラン。 厨房では、たくさんのコックさんが忙しく料理を作っています。 一人のコックが、ハーブを細かくすりつぶしていました。 彼は、周囲を見回すと、こっそり、顔にハーブを塗りたくりました。 そして、彼は弱弱しく咳をして、体調が悪そうに振舞いだしたのです。 心配するコック仲間たち。...

『りょうりをしてはいけないなべ』──こんななべ、あり!?

あらすじ 町一番の人気のレストランに勤めるコックさんが、新しいなべを買ってきました。 しかし、このなべ…… 料理中に笑っては中身を吐き出す、好き嫌いして嫌いなものを吐き出すという、とんでもないなべだったのです! これではとても料理なんてできません。 買ってきたなべは、「料理をしてはいけないなべ」として、店のす...

『まないたにりょうりをあげないこと』──料理を味見させ続けていたら、まないたはどうなるの?

あらすじ 人気のレストランで働く一人のコックは、目撃してしまった。 なんと、調理場に置いてあるまないたが、食材をこっそりつまみ食いしていたのだ! その夜、コックは、事実を確認すべく、まないたを調査した。すると、まないたがしゃべりだし、つまみ食いしていたことをあっさり認めた。 その上で、まないた...

おいしいぼうし

ペトペトしてて、うっすら透けてて、ツヤツヤしてて、まあるいんです…!?おじいさん…これ、なにかしら…?シゲタサヤカ、待望の新刊。...

わりばしワーリーもういいよ

ワーリーはラーメンやさんのわりばしです。だれよりもはやくつかってもらいたいのになかなかつかってもらえません。せっかちなワーリーはラーメンやさんをとびだして…。...

いくらなんでもいくらくん

城下町に突然あらわれた「なんでも屋」と名乗る、謎のイクラ鮨。その想像をはるかに超える「なんでも屋」ぶりに、お殿様はもうメロメロ。イクラとシゲタサヤカの無限の可能性を感じられる1作。...
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